曖昧回避
概要
CV:田中秀幸
主人公・江戸川コナン(工藤新一)の父親。世界に名を響かせる推理小説家で、『闇の男爵(ナイトバロン)』シリーズなど世界的ヒット作を数多く生み出している。
コナン(新一)以上の推理力の持ち主であり、作中でも純粋な推理力は一、二を争う程にレベルが高く、まるで推理の盲点や死角に嵌る事すらない。優作自身も数多くの事件を解決している。
「ベイカー街の亡霊」では探偵として友人からの依頼を引き受けており、副業となっている。
現在は妻である工藤有希子と共にロサンゼルス在住。多忙であるにもかかわらず、原稿執筆を放棄して海外旅行に出かけることもしばしばである(と言うより逃げている)。
小説家として駆け出しの新米の頃から、初代怪盗キッド(=黒羽盗一)と何度も対決している。阿笠や有希子によると、当時各国の警察を子供のように手玉にとる怪盗1412号に興味を持ち「1412」を「KID.」(14がKとI、12がD.)と読み間違えたことが「怪盗キッド」の愛称のはじまりで、キッドの命名者と言える。初代怪盗キッドの正体を知っていた様子。
新一に何らかのやむを得ない事情があることを推察して、危険を伴うことは承知の上で、コナンとして黒の組織壊滅のために活動することを認めた。
回想シーンやイメージシーンを除いて、本編での正式登場は非常に少なく、原作では22巻の「上野発北斗星3号」から72巻の「ホームズの黙示録」まで長期間にわたって、過去の事件や新一の幼少期の回想シーン以外では登場しなかった。
しかも登場するたびに夫婦の力関係が有紀子上位に傾いており、有希子の無邪気さに振り回されたり、鋭いツッコミを入れられて焦る表情を見せることもある。
冷静沈着で普段から鋭い観察眼を見せる一方で、大変無邪気で子供っぽい性格…もとい、子供心を忘れない素晴らしい父君で、上記の初登場を含め現在まで2回ほど息子と(勝手に)推理対決をしている。
現在のところ結果は1勝1敗の引き分け状態(結果的に敗北しても最後の方まで優作の方が勝っていた)。どうも阿笠博士を味方に付けた時点で勝敗が決まるらしい。
初登場エピソードで散々コナンを振り回したようにイタズラが大好きである。
雑学の知識も息子以上に豊富で、その他射撃や乗馬、クルーザーの運転など多岐に才能を発揮するが、ジョークのセンスはコナンや有希子も呆れるほど下手(「上野発北斗星3号」)。
名前の由来は、ドラマ『探偵物語』の主人公・工藤俊作と、それを演じた俳優の松田優作から。
海外版での名前はBooker Kudo(ブッカー・クドウ)。