概要
悟空がジレンとのぶつかり合いで暴発した元気玉のエネルギーを浴び、体内で暴れるそれを超サイヤ人ブルーの気で抗った事で体の内に眠る可能性の殻が破られ誕生した。
全身が青白いオーラに包まれ、上部が薄く黒く下部が銀色に光り輝く虹彩が浮かび上がる。
髪型は後ろ髪が少し盛り上がり、縁にかけハイライトが増し薄く銀色に輝いている様に見える。
この姿は身勝手の極意の力をまだ制御しきれておらず、防御は制御はできていたが攻撃の際は意識をしていたため、力を最大限に発揮する事ができずにいた。さらに限界を超える変身の為、変身後の体への負担は大きい。
この「兆」という漢字は新たな物事が起こる前ぶれを意味し、これからさらにこの極意が進化していく事を意味している。
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使用場面
ジレン戦(一戦目)
力の大会開幕から約19分後。第7宇宙の代表選手の気で作った元気玉がジレンとのぶつかり合いで圧縮、暴発し、悟空は真正面からそれを浴びてしまう。
そしてそれが超サイヤ人ブルー界王拳状態の悟空の気と体内でぶつかりあった事で、悟空の体の中に眠る可能性の殻が破られ覚醒した。
この領域に達した事でトッポとディスポの連携攻撃を軽く流し、それまでの悟空では殆どダメージを与えられなかったジレンに初めてダメージを与えられるようになった。だが時間が経つにつれ、険しい表情を見せ、目の色が従来の黒色に戻り始めると激しい雄たけびを上げ、ジレンはこれを「この熱さ…それがお前の限界だ!」と説いている。それを起点に強制的に解除されてしまう。
ケフラ戦
強制解除後は自らの意思で発動する方法が掴めず、ジレンとの戦いによる大幅な気の消耗もあり変身出来ずにいた。ケフラはノーマル時で超サイヤ人ゴッドを圧倒し、通常の超サイヤ人の状態で超サイヤ人ブルーの悟空とほぼ互角の実力で、超サイヤ人ブルー界王拳の悟空相手には苦戦する場面も見られたが急所である首筋を狙う事でダウンを奪われてしまう。
前述の元気玉にも匹敵する彼女の気と負けたら後がない危機的状況に刺激され、また一つ殻を破り再度発動した。
ケフラは動じず、身勝手の極意”兆”に覚醒した悟空とお互いに相手の強さに刺激され、より成長性が増し超サイヤ人2の状態まで力を上げていた。悟空は防御面での回避力とスピードを活かした攻撃で圧倒するも、攻撃面では攻撃に移る際に効果的な攻撃を意識してしまい無意識から外れ、この力を最大限に発動する事が出来ていなかった。ケフラはさらに気をあげてレーザーみたいな赤い気功波を四方八方に放つ。この戦況の中悟空は自らの意思で選んだかめはめ波をチャージしながら無意識に接近し、ケフラの強力な攻撃を回避してゼロ距離で放つという防御面を活かした手法で勝利をつかみ取った。
ジレン戦(二戦目)
最終局面にてベジータから託された最後の気を受け取りジレンとの再戦に挑むが、為す術もなく追いつめられる悟空。だがジレンの最後の一撃が決まろうとした瞬間、その危機的状況と仲間を想う気持ちからその日3度目の発動に成功させる。
そのまま強烈な一撃を放ちジレンを悶絶させ、その後もジレンと互角に渡り合う。
だがケフラ戦同様攻撃面のコントロールが完璧ではなく、ケフラ戦での決め手のかめはめ波も見切られ武舞台下方に浮く破片の上に追いやられてしまう。
だがその間にも悟空は成長を続けており、守りから攻撃に転じた時、全身が銀色に輝きだし、悟空は遂にこの力を完成させる。
ゲームでの活躍
スーパードラゴンボールヒーローズ
プロモーションアニメ
第9話で登場。大神官の修行で身勝手の極意の力を自由に発動できるようになった。力の大会の欠点であった攻撃面では、コアエリアの戦士オレンがベジータに寄生したスーパーオレンを重い一撃で切り離したり、その仲間のカミンに気弾を喰らわせる。兆の力でも防御面は勿論、攻撃面を自動的に発動できるようになった。