アフリカオオコノハズク(けものフレンズ)
あふりかおおこのはずく
概要
鳥綱フクロウ目フクロウ科コノハズク属アフリカオオコノハズクのフレンズ。
NEXONアプリ版では森の賢者、アニメ版では様々なフレンズから「はかせ」と呼ばれて存在が示唆されており、その呼び名通り作中でキャラクターに知恵を与える存在で性格も尊大で図々しい面で一貫している。またNEXON版アニメ版共にワシミミズクを助手にしている。
容姿はふわふわのコートを着た小柄な体格でこれは博士助手の両者に共通するが、体色のほうが大きく異なっていて、白や灰色がベースとしているのがアフリカオオコノハズク、茶色をベースとしているのがワシミミズクである。
上述の通りアルパカなどから「はかせ」と呼ばれて存在は示唆されていたが、第7話に登場。
じゃぱりとしょかんにじょしゅのワシミミズクとともに住む。
はかせもじょしゅも語尾は、「です/~のです/~なのです」で、はかせのほうがトーン、テンションともやや高めに話す。
ほかのフレンズに比べ格段に知性が高く、としょかんを訪れるフレンズに知識を授け活動を支援している(ビーバーへの木材、PPPのコンサート会場設置、タイリクオオカミの製本など)。しかしその反面、尊大で横柄とまでは行かないまでも図々しい面がある。
本格的な初登場時に偶然か故意か不明だが、サーバルちゃんと背後から衝突している。
じょしゅと二人で物語の舞台となる「しま」のおさ(長)を務めているようで、サンドスターの湧き出る山へは彼女の許可がないと入れないなど、いくつかの権限を有している。
またラッキービーストを「ボス」ではなく正式名称で呼んでおり、生物ではなく機械である事も認知していた模様。
本人曰く「グルメ」でジャパリまんの味に飽きており、本にある「料理=食材を組み合わせ加工し、違う形で味わえるものにしたもの」を欲していた。そのために文字の読めるフレンズを探し出そうとし、としょかんの手前にクイズの森を利用したトラップを仕掛けていた。
まんまと引っかかったかばんちゃんに、正体を教える代わりに料理を作るように迫り、結果かばんちゃんの作ったカレーライスを「辛いー。」と言いつつも完食。
かばんちゃんに「ヒト」について教えるとともに、PPP復活祭のチケット(VIP待遇・握手付き)+なにか(11話でマッチと判明)を副賞として進呈した。
最終話ではラッキービーストの緊急通信によってかばんたちの危機を知り、パーク中のフレンズたちを連れて増援を行った。おそらく「長」として指揮を執っていたと思われる。
戦闘後のBパートのパーティーでは、火を恐れないヒグマに料理を指導し、料理を食べるためにかばんの言葉を遮ったりしていた。
情報の正確性
その博識ぶりからフレンズたちに頼られているはかせではあるが、実はあらゆる情報について正確に把握できているわけではない。
- 他のフレンズとは異なり文字を読むことが出来るが、部分的にしか読むことができない(5月26日22:00よりニコニコ生放送にて開催された「けものフレンズ」全12話一挙放送におけるたつき監督の「博士はひらがなが、助手はカタカナがちょっと読めるとか考えてたかも(嘘かも)」という発言やdアニメストアけものフレンズ特集においてキャラクターが答える形式のインタビューごっこにおける「難しい文字でなければ読めるです。ただ、完璧に読むのは無理なのです。」という記述から平仮名や簡単な文字しか読めないことが示唆されている)。
- アニメ版のジャパリパークそのものが孤立した環境であり、他のチホーの状況まで把握するのは極めて困難である。
- ラッキービーストの詳細を理解しているが、あくまでもフレンズの一種に過ぎないはかせ自身はラッキービーストたちと直接コミュニケーションをとることができない。
- 公式ガイドブック3巻中の「フレンズ世代交代」説から、はかせ自身が世代交代を経た個体であることが明かされており、今のはかせは開園当初から今日までのジャパリパークの沿革をすべて把握してはいない。
上記の理由から、アニメ本編中にて「人間は絶滅した」などの重要情報を話しているものの、実際にはかなり正確性に欠けているものであることを留意する必要がある。
6話に登場。
前作に登場した博士は手の先も白かったが、本作の彼女は吉崎デザインの立ち絵同様に手の先が黒くなっているので、恐らく前作の彼女とは別人。
しかし、辛いものが好きという点は共通しており、劇中ではかばんに料理を任されて「キノコの激辛鍋」を振る舞っている(なお、料理は火を直接使っている訳ではなく、電磁加熱器を使用している模様)。
「かばんの助手の博士」を自称し、かばんの元で助手と共にサンドスターやセルリウムの研究を手伝っている。
最近強力なセルリアンが現れる頻度が高まっている事を調べていたものの原因が分からず手をこまねいていたが、キュルルが海底火山の存在を知った事でその仮説を実証すべく、助手と共にキュルルを強引に海へと連れ出して水中のサンドスターをサンプルとして確保した。
ちなみにキュルルを連れ出した時、そのまま机の上に放置していたセルリウムの瓶詰めサンプルが突如として反応を起こし、ジャパリバスの形を模したセルリアンを(間接的かつ不本意ではあるが)誕生させてしまうというポカをやらかしている(サーバルとカラカルの活躍で事なきを得たが)。
同話の次回予告パートにも登場。
カフェで助手と香辛料にまつわる問答勝負を繰り広げていた。
11話ではキュルルの絵がフレンズ型セルリアンの大量発生の原因になる事を危惧して他のフレンズ達を招集し、ジャパリホテルへと向かう。
夜行性のフレンズとして登場。
1期アニメ版同様に助手と行動を共にしている事が多く、島の長を名乗っている点も同じ。
本作ではとしょかんに留まる姿は見られず、パーク内に異常が起きていないか巡回をしている模様。
島の長としての責任感も強いが、元の動物の動きを真似して首があらぬ方向を向いたまま元に戻らなくなったり、看板の意味を何となく理解しているフェネックに意味が分かるのか聞かれて「あ、あたりまえです!」と慌てた様子を見せるなど、どこか見栄っ張りな所も。
公式Twitterにおける事前登録ストーリーの1話と2話に登場。
ジャパリまつりが開催される時期になるとセルリアンの目撃報告が増える事を懸念しており、まつりに参加するフレンズ達に注意するよう助手に促している。
ゲーム本編ではメインストーリーにて一番最初に登場。
りうきうエリアに伝わる「でんせつのおたから」についての資料を助手と共に発見したが、大騒ぎになるといけないためジャパリまつりが終わるまでは他言無用にするように指示を出す。
……が、その話を偶然耳にしていたフルルがジャパリまつりの開会の挨拶で何の躊躇もなく皆に知らせてしまった(後にフルルは博士にこっぴどく叱られたそうな)。
ゲーム内性能はレアリティ☆4で、動物グループは青。
得意地形は雲海・夜、苦手地形は雪原。
所有わざは3ターンの間大型セルリアンへのダメージをアップする「博士のお叱りタイム」。