概要
アルパカの種類の内、毛並みがサラサラかつ細長くちぢれ気味なアルパカ・スリのフレンズ。
髪色・衣装ともに白もしくはクリーム色で統一されており、襟や袖、その他各所がふわふわとしたファーがあしらわれている。髪は由来であるアルパカ・スリを意識してか右目が隠れるほど長めのストレートヘアー。
NEXONアプリ版
やあ、ごきげんよう。そろそろ髪の切り時か。
ああ、私の髪は伸び続けるんだ。だからね、よく自分で切り揃えるのさ。
ヘアセットなら任せておいてくれ。
一人称は「私」。中性的で、やや気取った口調を用いる。
髪が伸び続ける体質故か常々自分で切り揃えているとのことで、その影響から髪の手入れが得意。
ゲーム内ではイベント報酬として入手できる限定キャラクターとして登場。
レアリティ☆4のクール属性。
攻撃タイプは回復型。
サイズはM。
得意地形は平原、苦手地形は水辺。
所有スキルは30秒間3秒毎に味方全体のHPを攻撃力の15%分回復する「麗しのもふもふタイム」。
アニメ1期
アルパカ「ふわああぁ! いらっしゃぁい! よぉこそぉ↑ジャパリカフェへ~! どうぞどうぞ、ゆっぐりしてってぇ!」
かばん「あ…はい」
トキ「……」
アルパカ「いやま゙っ↓てたよぉ! やっとお客さんが来てくれたゆぉ! 嬉しいなあ! ねえなんにぃ飲んむぅ? 色々あるよぉ、これね、紅茶って言うんだってぇ、ハ↓カセに教えてもらったンの!ここからお湯が出るからそれを使ってにぇ…」
かばん「あの…」
アルパカ「ん?」
かばん「僕達、電池を充電できる所を探してて…」
アルパカ「…お客さんじゃないのかぁ…ペッ」
かばん「わあぁ、ごめんなさい!」
※以上の台詞はコピペを改造した物です。若干読みにくいかと思われますが、何卒ご了承ください。
第3話に登場。一人称は「あたし」。
NEXON時代のイケメン女子な雰囲気とは打って変わり、凄まじい訛りで喋る方言キャラと化している。
とある山の頂上にある建物で「ジャパリカフェ」なる喫茶店を営んでいるが、場所が場所なので客はほとんど来ず、自慢のお茶を振る舞う機会もないという。かばんたちが店を訪れた際、ついに待望のお客さんが来たと思って非常に喜んだが、彼女たちが単に店にある充電機(屋根の太陽光発電機)を借りにきただけであるのを知ると若干やさぐれたように唾を吐き捨てた。(アルパカの唾吐きはストレスの証拠であるため、余程イラッと来たのかガッカリしたものと思われる)
...とは言え結局は充電に快く協力し、充電後にかばんたちに一杯振る舞うとの宣言もしている。
元々は彼女が山を行き来する過程で偶然この建物を発見し、「としょかん」にいるはかせからカフェの存在や紅茶の作り方について教えてもらい、同じく山を行き来するフレンズの憩いの場になればと思い立ち、ジャパリカフェを営業するようになったとのこと。営業していることを色んなフレンズに伝えたものの前述したように立地の問題で来客はゼロ。自身は高所を楽々登れるために、他のフレンズが何故来ない...と言うか来られないのかまでは頭が回っていなかった。
ジャパリバスのバッテリー充電の間、かばんのアイディアで建物のすぐ横の草原の草をむしって紅茶のカップの地上絵を作り、少なくとも空を飛ぶフレンズが気付けるように工夫してもらう。地上絵完成の瞬間、アルパカはこの上ない喜びの表情を見せた。
別行動していたサーバルが到着した後、ついに自慢の紅茶をみんなに振る舞い好評を受ける。特にトキは歌の調子が良くなる効果もあって非常に気に入り、カフェに通うことを宣言。さらにはトキの歌と先ほどの地上絵の効果でカフェを見つけたショウジョウトキがやって来ており、今後のジャパリカフェの好転が示唆された。
第5話のCパートにも少しだけ登場。かばんを追って山を登ったアライグマとフェネックを紅茶とトキの歌でもてなした。
ツチノコの指揮の下、ギンギツネ・キタキツネとともに黒セルリアンの足に水(おそらく海水)をかけて固めることに成功した(ゆきやまコンビと組んだのはどちらもお湯の扱いに慣れているからと思われる)。
また、ヒグマの一撃で切断された黒セルリアンの足から出てきた虹色の球体状になったかばんを抱えて離脱するという地味に重要な役目も担う。シリアスな場面だが、「おしょしょしょしょしょしょ」という謎の掛け声がコツメカワウソの「にげろー!」と共に視聴者を和ませた。
Bパートではゆうえんちでのパーティに参加、フレンズたちに相変わらずお茶を振る舞っていた。その後、船に改造されたバスでごこくえりあを目指すかばんを見送っている。
けものフレンズ2
次回予告パートにおける主役であり、同パートにおいて毎回登場を果たしている唯一のフレンズ。
1期同様にカフェを経営しており、そこへ訪れたフレンズ達が繰り広げる騒動に巻き込まれていく。
担当声優が前作と同じ藤井ゆきよなので、例の訛りも健在。
ちなみに次回予告パートでの活躍(?)は以下の通り。
- 1話
コーヒーゼリーをPPPに提供。食べ方が分からない中、フルルが偶然美味しい食べ方を見つけたのを皮切りに取り合いになり……
- 2話
コップの中の水で泳げたら楽しいだろうなと語るコツメカワウソ。それを聞いたアルパカが塩を入れて海を再現した直後、店に入ってきたジャガーが塩水を一気飲みしようと……
- 3話
ビーバーとプレーリーに店のテーブルの修理を依頼。しかし、半端な仕事はできないと意気込んだ二人は「いっそ店ごと建て直そう」と暴走し……
- 4話
腕相撲勝負をするライオンとヘラジカ。たまには仲良くしたらと二人を諭すが……
- 5話
カフェの手伝いをするリカオン。そこへ突然現れたマーゲイがリカオンをスカウトして連れ出そうとし……
- 6話
香辛料にまつわる問答勝負を繰り広げる博士と助手。アルパカがお茶のお代わりを訪ねると……
- 7話
オーデションの練習で歌っているトキに付き合うアルパカ。あまりのうるささに野次を飛ばすツチノコも練習に巻き込まれ……
- 8話
まっさらな原稿用紙を見せるタイリクオオカミに最初から真っ白だったと言おうとして遮られる。そこで気分転換に外で遊ばないかとアミメキリンが提案し……
- 9話
キタキツネとギンギツネがアルパカに「いっぱいのお湯が欲しい」と注文。しかし両者のやり取りにすれ違いが生じて……
- 10話
カフェでの休憩中もハンマーを手放さないヒグマに呆れ返るキンシコウ。一体そんなもの持って何に使うんだと問いただされたヒグマはハンマーで熱々のカップを引き寄せ……
- 11話
ここでついに客足が途絶え、一人で店員とお客さんの役を演じる寂しい状態に。ふと窓の外を見ると雲行きが怪しくなり……
本編8話でも、名前のみだが登場。
トキがライブのオーディションで歌を披露した際に、自分の歌のウケがよくなかった理由について「アルパカさんのお茶、飲まなかったからかしら」と分析している。
次回予告パートとの繋がりは不明だが、本編においてもカフェを経営している模様。
コミカライズ版
アニメ版と同じく、予告パートでメインを張る(出ない事もある)。
『アルパカカフェ』のオーナー兼マスターをしている。かばんのお茶の師匠でもあり、本編でも言及された。
アニメ版と異なるのは「訪れるのは本編に登場したフレンズである」事。また時系列的にも本編と繋がりがある。
何か事情があるのか、紅茶だけでなく香茶(ハーブティー)や茸茶も出しているようだ。
15話で遂に本編に登場。PPPサポートメンバーのオーディションに、トキの付き添いでやってきた……
と思ったら、最終決戦では(小さくてわかりにくいが)PPPのバックメンバーとしてしっかり参加していた。え? オーディション受けてたの? ていうか、アルパカさん、歌えたの? 踊れたの?
けものフレンズぱびりおん
第?世代
配信開始初期から観察可能なフレンズの一人として登場。主な活動時間は昼。
性格はアニメシリーズと同じ。
カフェへの客足はまだまだ多いとは言えないようで、暇な時間を利用してさばんなまで出向く事も。
また、ゲームを進めていくと入れるようになるこうざんエリアには、ジャパリカフェと思しき建物やかつて作られた地上絵も存在している(この事から本作の時系列は少なくともアニメ版よりも後の出来事だと推測できる)。
特別な行動は「紅茶を注ぐ」。「ティーセット」で披露する。
文字通り、ティーカップに熱々の紅茶を注ぐ。
なお、同じ系統かつ上位レアリティにある「おしゃれなティーセット」では何故かこの行動を見せてくれない。
第2世代
2021年1月27日より観察可能になったフレンズの一人。
こちらの世代ではNEXON時代のスリと同一人物である事を示唆する描写があり、髪のセットを得意としているイケメン女子になっている。
珍しい行動は「どんなヘアがお好みかな」。「クールなヘアサロンセット」で披露する。
席に座るラッキービーストの置き物の髪を瞬時に様々なヘアスタイルへと変えていくが、最終的には最初のボサボサヘアーに逆戻りしてしまう。
けものフレンズぱずるごっこ
ステージ101以降の背景としてトキと共に登場。
けものフレンズFESTIVAL
設定及び性格はアニメ版準拠となっている。
現時点でメインストーリーには絡んでいないが、イベントストーリーにて登場。
限定バージョンについてはお月見アルパカ・スリを参照。
レアリティ☆3で、動物グループは緑。
得意地形は平原・昼、苦手地形は雪原。
障害物「泥」を除去できる。
けもパワーは味方のぼうぎょを2ターン小アップ。
所有わざは味方のHPを中回復する「癒しのカフェタイム」。
けものフレンズピクロス
みまもりフレンズとして、イラストA、イラストBのどちらでも設定が可能。
どの項目で設定可能なのかは、けものフレンズピクロスの記事を参照。
ピクロスでは、27問目に登場。問題サイズは10×10。
メガピクロスでは、41問目に登場。問題サイズは10×10。
クリップピクロスでは、二つ目の問題に登場。
けものフレンズ3
アプリ版
CMではアニメシリーズにおける訛りの入った演技だったが、ゲーム内における性格や設定はアニメ版のCVでNEXON版準拠となっているクールキャラとなっている。
中の人の演技も同じ人物が演じているとは思えない程に別人のような声となっている。
……が、戦闘中における通常攻撃時のボイスの中には、アニメ版を彷彿とさせるようなセリフもあったりする。
ワカイヤと共に「アルパカの気まぐれ美容室」という移動式の美容室を開いており、その腕前はパーク内の雑誌に取り上げられるほど有名。
本作における彼女は前述の通りNEXON時代同様のカリスマ美容師だが、固有のシナリオではアニメシリーズに繋がる重要な体験をする事となる。
メインシナリオでは8章に登場。
ホッカイチホーに巨大セルリアンが現れたのを機に、アルパカ・ワカイヤやクロトキと共にホートクチホーのフレンズ達に避難を呼びかける役割を担う。
初期けも級は☆4。属性はフレンドリー。
フレンドリー属性の味方の与ダメージを増加させるとくせいとキセキとくせいが非常に強力。
キセキとくせいを習得したドールとヘラジカを一緒に編成し、さらにたいきスキルを発動させるとフレンドリー属性限定ではあるが与ダメージが47%も増加する。
フレンドリー属性統一編成には欠かす事の出来ない存在といえる。
とくせい | 溢れ出るカリスマ | フレンドリー属性の味方の与ダメージ5%増加 |
---|---|---|
キセキとくせい | 極上のいやし | フレンドリー属性の味方の与ダメージ12%増加 |
なないろとくせい | これは特別サービス | 毎ターン自身のMP5増加&リラックス属性の敵のすやすや耐性(中)減少 |
たいきスキル | カリスマちょきちょき | 1ターン味方全体の与ダメージ10%増加 |
とくいわざ | カリスマ仕上げ | 敵単体に24%×5のダメージ |
けものミラクル | リラックスターイム! | 敵全体に大ダメージ+対象がリラックス属性の場合、中確率で1ターンすやすや状態 |
アーケード版
2020/10/8よりアミメキリン、タイリクオオカミ(SSRバージョン)、トキ(SRバージョン)と共に実装された。
口調やセリフが完全にアニメシリーズのものになっているだけでなく、作中では初のけものミラクルの名前や演出がアプリ版と完全に異なるキャラクターでもある。
レアリティ | SSR |
---|---|
属性 | いやし |
得意なエリア | こうざん |
元気な時間帯 | 昼 |
けものミラクル | しゅっちょう!ティータイム♪(味方全体のたいりょく回復&こうげきアップ) |
ちょこっとアニメ
11話・13話に登場。NEXONアプリ版の様な中性的な声質と喋り方だが、声優はアニメ版と同じ「藤井ゆきよ」氏が担当。
アルパカ・ワカイヤと二人で理髪店とカフェを兼業しているようで、スリは理髪、ワカイヤは紅茶淹れを担当している。
来店していた客(誰なのかは不明)から何かのチケットを2枚もらっている。
13話ではキタキツネの髪を散髪しており、髪質が自分達と異なる事に興味を持って彼女の髪を触り続けていた。
リリースお祝い動画
キクチミロ氏によるリリース記念動画では、アルパカ・ワカイヤと共にピクニックに来たところ、ピクニックがどういうものなのか知らなかったので何も持たずに座り込んでいたジャパリ団も誘い、みんなでピクニックを楽しんだ。
コラボレーション
コトダマン
属性 | 水 |
---|---|
種族 | 獣 |
レアリティ | ☆5(進化後) |
文字 | あ、ぁ |
わざ | ツバ |
わざ効果 | HPをかなり回復する |
すごわざ | おすすめのお茶 |
すごわざ効果 | HPを超大きく回復する |
リーダーとくせい | 水属性HP80%UP(進化後) |
とくせい | トゲガード |
追加とくせい | ドロー時HP5%回復 |
『けものフレンズ2』の制作決定を記念したコラボイベントにて登場。
期間限定のコラボしょうかんより入手できた。
トゲガード持ちの回復キャラなので、ライオンの降臨クエストに連れていくと重宝する。
イベントストーリーではPPPの新メンバー募集オーディションに参加していたトキに喉にいいお茶を提供し、アンコールを送った。
また、コラボ第二弾におけるストーリーでは消えたジャパリまんが見つからず調査が難航しているアルマーとセンちゃんを励ますのだが、この時に振る舞ったジャパリまんが原因でセンちゃんからあらぬ疑いをかけられる事に。
しろくろジョーカー
けものフレンズぱびりおんとの相互コラボイベントにて、期間限定で入手できる動く銅像として登場。
銅像建築には、指定のスポットで位置登録をすると獲得できるパビリコインを使用する必要がある。
ラテール
コラボイベントにて出演。性格はアニメシリーズ準拠。
ジャパリパークからラテールの世界に迷い込んだフレンズの一人で、ギルド連合にある店でお手伝いをしている所をプレイヤー達に発見される。
また、期間限定の報酬として本人をイメージしたイベントタイトル「ゆっくりしてってぇ」が獲得できた。
まものダンジョン+
リーダースキル | * | 光属性の体力35%、水属性の速度25%UP |
---|---|---|
スキル1 | 唾吐き | 敵単体に攻撃&10%の確率で1ターン挑発 |
スキル2 | 癒しのカフェタイム | 味方全体の弱化効果二つ解除&2ターン自分の最大HPの20%のバリアと防御強化付与 |
潜在解放スキル1 | スキル1強化 | 発動率+10% |
潜在解放スキル2 | スキル2強化 | バリア量+20% |
進化スキル | カリスマの風格 | 被弾時50%の確率で反撃。攻撃時、自分の最大HPに応じた追加ダメージ |
光属性のサポートとしてゲスト参戦。
コラボイベント第2弾ガチャから入手できた。
余談
アニメ版では解説コーナーで取材を受けた那須アルパカ牧場のある栃木風の独特の訛り口調で話すが、声を担当した藤井ゆきよがゲスト出演したラジオでの発言によると、実はこれは脚本上のキャラ設定ではなく、藤井が高山に一人で住んでいたら訛るだろうと思って演じたためあのような口調になったとのこと。
またアルパカ牧場については存在すら知らなかった模様。
お隣の韓国でも吹き替え版が放映されたが、方言は韓国の江原道(厳密にはそれより北方)のものに翻訳されている。江原道出身の視聴者によると普段は江原道の方言、感情が激しくなると北側の方言が飛び出すものだったという。
また、彼女が作中で唾を吐いたのは、実際のアルパカ(および同じラクダ科のラクダやラマ)が威嚇や防衛の手段として用いる習性である。因みに彼らの唾は未消化状態の摂食物が含まれ強烈にくさいらしいので、巡礼で本物を見に行く予定のフレンズはぶっかけられないように注意しよう。