概要
通称「鮫切りバスティーユ」。
世界の均衡を司るという三大勢力の一つ、海軍本部。
その海軍で将官である「中将」に属している。
顔面部の穴と頭の部分の角が特徴的な仮面を被っている。
語尾に「~だら」を付ける独特な口調で喋る。
ガイドブック「ONE PIECE BLUE DEEP」には巨人族と記載されている。しかし、昨今の描写では常人の倍程度の体格(このくらいならゲッコー・モリアよりも小さく、ワンピースの世界ではよくある体格)で描かれている。小柄な巨人族なのか、彼と同じように仮面をつけたロンズとの勘違いによるガイドブックのミスであろうか。
名前の元ネタは鉄仮面なる人物が投獄されていたバスティーユ牢獄と思われる。
プロフィール
本名 | バスティーユ |
---|---|
通り名 | 鮫切りバスティーユ |
肩書き | 中将 |
標語 | 不明 |
能力 | 不明 |
出身地 | 不明 |
主な部下 | 不明 |
CV | 小山剛志 |
人物
任務に実直。部下には少々厳しく、連絡が取れなくなったメイナードの独断に少々怒ったりすることもあるが、圧倒的格上の敵を相手に突撃する部下を諫め戦ったりする良き上司でもある。
同じ海軍中将であるメイナードは後輩だったようで、「若造」と呼んでいる。
ルフィとはほとんど面識はないが、その戦闘力や危険性の高さについては把握しており、コリーダコロシアムで戦う「ルーシー」の正体がルフィである事に気付いた時には警戒を強め、作戦遂行のためにあえて泳がせておくように部下に指示を出した。
戦闘能力
覇気の使い手であり、バスティーユ本人の半身以上もある巨大な刀身を持つ刀剣「鮫切包丁」を武器として振るう。
マリンフォード頂上戦争を生き残るなど実力は決して低くないが、サボと交戦した際には、自慢の鮫切包丁をあっさり受け止めらた挙句へし折られ、サボの攻撃で頭部に重傷を負い敗北している。
活躍
初登場はマリンフォード頂上戦争で、白ひげ海賊団との戦いに参加していた。
次の登場は2年後のドレスローザ。王下七武海ドフラミンゴの七武海脱退とドレスローザ王位返還を受け、元帥サカズキの命令で大将“藤虎”、メイナード中将と共にドレスローザへ派遣された。その際、勝手にドフラミンゴ一派の動向を探るため潜入捜査を開始したメイナードの行動を「勝手なマネ」と避難し、彼の事を「若造」呼ばわりした。
ドフラミンゴの一連の騒ぎが誤報であった事がわかった後は、ドフラミンゴサイドと歩調を合わせ麦わらの一味逮捕に動き出した。おもちゃの家では、一味のフランキーと対決している。
ドフラミンゴの悪事が国中に知れ渡った後は、イッショウに従い王宮に攻め込む一味やその協力者を捕らえる任務を行っていたが、一味のサポートに現れた革命軍参謀総長サボにより鮫切包丁と鉄仮面を破壊され、そのまま倒されてしまう。
その後、ルフィ達がドフラミンゴを倒し国を脱出する頃には意識を取り戻し、藤虎が前線に出たことや、サボとの戦いの傷が癒え切っていないこともあってか、市街地に設営したテント内で海兵の指揮を取った。
余談
- 名前の由来
恐らく、フランス革命のときに襲撃されたバスティーユ監獄。
- 中の人について
声優の小山剛志は、同じくドレスローザ編にて、新巨兵海賊団船長ハイルディンの声も担当している。