概要
男サイヤ人同様にその外見は地球人の女性とほぼ同じで、尻尾が生えているのが特徴。
元々サイヤ人は男女の比率がおよそ4:1と圧倒的に男性の方が多く、女性のサイヤ人はごく少数だったとされる。ましてや、原作においてはサイヤ人の故郷である惑星ベジータが既に消滅しており、同時にサイヤ人自体も一部を除いてほぼ全滅したとされている。
そのため、原作においても地球人との混血であるパン(クオーター)やブラ(ハーフ)こそ登場しているが、純粋なサイヤ人の血を引く女性キャラクターは登場していない。ただし、TVスペシャル『たったひとりの最終決戦』にはセリパ、『ドラゴンボールマイナス』にはギネ、『ドラゴンボール超』にはケールとカリフラと、アニメオリジナルや後年の派生漫画などでそれぞれ女サイヤ人のキャラクターが登場しており、同時に背景にも多数の女サイヤ人が確認される。
ゲームでは、『ドラゴンボールヒーローズ』と『ドラゴンボールゼノバース』においてそれぞれ女サイヤ人のアバターが登場している。また、この2作品では超サイヤ人になることも可能である(→女超サイヤ人)。
ドラゴンボールヒーローズ
ヒーローアバターとして登場する7種類の種族の一つ。
カードにおいては「サイヤ人(おんな)アバター」と表記されている。
サイヤ人(おとこ)と同じくバランスタイプだが、成長は他のアバターより遅い。しかし戦闘力バトルで先行を取ると、そのラウンドのみ、能力が爆発的に上がる。
ヒーロータイプの場合はパワフルソウル。先行を取れるとアビリティのレベルに応じてパワーがアップする(最低1000、最高5000)。
エリートタイプの場合はバリアソウル。先行を取れるとアビリティのレベルに応じてガードがアップする(最低1000、最高5000)。スーパードラゴンボールヒーローズではアビリティがクレバーソウルに変わり、ガードアップがなくなり、気力ダメージアップになった。
バーサーカータイプの場合はバーストソウル。先行を取れるとアビリティのレベルに応じて敵に与えるダメージ倍率がアップする(最低1.2倍、最高1.6倍)。
なお、上記の3タイプにはそれぞれノート(ヒーロー)、ヴィオラ(エリート)、フォルテ(バーサーカー)というデフォルト名が存在する。名前の由来はどれも音楽用語から来ている。前述通り超サイヤ人に変身可能だが、クラスアップすることで超サイヤ人2や超サイヤ人3、果ては超サイヤ人ゴッドにまで変身できてしまう。ちなみに、超サイヤ人3になっても男性と異なり眉毛がうっすらと残る。
ニンテンドースイッチ専用ソフト「スーパードラゴンボールヒーローズワールドミッション」では登場キャラのノート(上記のノートではなく、ヒーローズで遊ぶプレイヤー側)がヒーローアバターを使用する。
また主人公も使用可能なのだが……このゲームの主人公「キミ」は少年固定かつ、所謂無個性型ではなくかなり喋るため、女サイヤ人アバターを使用しても男口調で喋りまくる。というかゲーム中のキャラからも女扱いされていない。
ドラゴンボールゼノバース
同じくアバターとして登場する8種類の種族の一つ。その他、トキトキ都に滞在するタイムパトロール隊員としてNPCが登場している。
カスタマイズにおける顔のパーツや装備可能な衣装の種類は女地球人と共通だが、「超サイヤ人」「超ベジータ」などの変身技を装備できることが特徴。こちらの変身形態は2までとなっている。