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ウラシマ効果の編集履歴

2019-04-22 23:02:10 バージョン

ウラシマ効果

うらしまこうか

相対性理論による、「高速で動く物体は、寿命が長くなる=時間の進み方が遅くなる」と言う効果の通称。

概要

うる覚え

亜光速(と同等、または、それに近い速度)で移動、または高重力下に置かれた宇宙船の内部では、時間の流れが相対的に遅くなって静止系(第三者)との時間差が生じてしまう。

図のように、同じ物が同じ様に落ちる場合、移動している側も静止している側も同じ時間で落ちるのだが、静止している側から移動している側を見ると「+移動している距離」になるので、同じ時間でも移動している側は長くなる(仮に落ちる時間が同じ1秒なら、移動している側の1秒は、静止している側にはそれ以上の時間に見える)。


同年代で生まれた者でも亜光速で移動することで相対的に歳をとるのがゆっくりになるため、これを昔話の「浦島太郎」になぞらえて「ウラシマ効果」と呼ぶ。英語では「リップ・ヴァン・ウィンクル」に喩えられる。


別名「双子のパラドックス」。

つまり、亜光速で移動する宇宙船に双子を一人(A)乗せて、もう一人(B)を地球に残して出発し、帰ってきた時には、Aは子供で、Bは老人になっている。

すなわち、ウラシマ効果を利用すれば未来行き(ただし片道)のタイムスリップが可能ということになる。


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