概要
CV:庄司宇芽香
サギリ・サクライとは、『スーパーロボット大戦T』のキャラクター。
VTXユニオンの特務三課の主任で、試作機ティラネードのメインパイロットを務める。
その天才的な操縦技術が社内で注目されているが、本人は至ってマイペースであり、「給料とボーナスのために働く」と公言している。
「大企業のベテラン社員」という設定のため、年齢は27歳とスパロボオリジナル主人公キャラとしては結構高めで、あまりネタにするとダメージを受ける。子供にオバサン呼ばわりされて落ち込む展開は鉄板。
学生時代の友人達が続々と結婚していく(既に子供が小学生にまで育っている人もいるらしい)中、自分だけ婚期を逃し続けていることを内心気にしている模様。
そもそもは大学卒業後にVTXユニオンの食品部門でお菓子の商品開発の企画をしたくて入社したのだが、入社後の適性試験でパイロットとして天賦の才能を発揮してしまい、機動兵器のテストパイロットの配置に回された切ない背景を持つ。本心では兵器のパイロットとしての業務はあまり好んでおらず、過去に合計13回は会社を辞めようと思っていた。その度に自分を奮い立たせており、給料やボーナスへのこだわりは「私が誰かに認められた証」であり「どんな時も私は私」という潰されない為の反抗の姿勢。
このように、普段は達観したように振る舞っているが素のメンタル面についてはごく普通の一般的なOLに過ぎない。
勤務自体には真面目で明るい美女ということで老若男女問わず第一印象は良好なようだが、本性がズボラなために異性にはやがて自然と幻滅されてしまう残念な美人。しかし自分の生きたいように生きる姿が同性には非常に好評を博すようで、ラミィをはじめとする同僚の女性陣を無自覚に惚れさせる色気の持ち主でもある。
要するに周囲を百合に目覚めさせてしまう。
そのため、ついたあだ名は堕天使。ただし、彼女が堕天使というよりは、周囲の天使=女性を堕としてしまうという意味。
ただし、本人は別に百合的思考を持っているわけではない。
男性とのデートにこぎつけた経験ぐらいは一応ある。その肝心のデート本番において食べ放題の店で五時間粘る等の蛮行に及んだせいでサクッと破局しただけで。
(デフォルトの誕生日設定&サブ主人公の場合)序盤から精神コマンド「脱力」を覚える所に彼女の人格がよく現れている……かもしれない。「鉄壁」なんかも持ってたりするが。
…実はサブ主人公時の機体との相性は冗談抜きで高くサイゾウと比べると彼女の方がサブではある意味強かったりする…今回のサブ主人公機は支援型となっており攻撃的な精神ラインナップなサイゾウとは合わないのだ。
尚、サイゾウ・トキトウを主人公に選んだ場合は、ティラネードの競合機であるVTXユニオンのもう一体の試作機ゲシュペンストの開発を担当する特務一課専属パイロットという設定で仲間入りし、次期主力機採用の座を賭けてサイゾウと戦果を競い合うライバルとなる。
こっちの場合はラミィ達はサイゾウに惚れる展開になり、サギリの会話シーンも大分少なくなるので、同性を堕としまくる堕天使な側面は見られず終いになる。
…がラミィたちからは関係を怪しまれるほどサイゾウとの仲がよく
本人の結婚願望的にはこちらの方が幸せかも…?
ところでゲシュペンストといえば、バンプレオリジナルの元祖ゲシュペンスト乗りにも「漆黒の堕天使」という異名がついていたことがあったりするが……そこまで意識した設定かどうかは不明。
関連イラスト
関連タグ
特務三課ラミィ・アマサキ ヒロスケ・アマサキ メリル・スパンナ エイミス・アーネスト
ジェイミー・リータ・スラウシル・ドルテ・ドリーセン・尸刻…中の人が同じスパロボのオリジナルキャラ繋がり。