データ
身長 | 170cm〜40m |
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体重 | 70kg〜3万5千t |
概要
鏡京太郎が鏡面体の前で『ミラー・アクション』という動作を取りつつ、「ミラー・スパーク!」(ただし1話~3話までは単に「スパーク!」)の掛け声を放つ事により、全身がスパークし、その状態で鏡面体に飛び込み、別の鏡面体から飛び出すことで変身する白銀の巨人。
なお、京太郎の姿に戻る際も同等のアクションを行う必要がある。
京太郎のもう1つの姿でもあり、鼻の存在や緑を中心としたカラーリングなどウルトラマンとは一線を画す見た目が特徴。また、基本的には巨大化して戦いが、シリーズの前半では等身大の姿で確約する場面も多々見られた。
空を飛ぶ事は出来ないが、鏡の世界を自在に瞬間に行き来する能力を持つ。しかし、鏡の中に長時間留まると死んでしまうという弱点があり、この弱点を敵に突かれて窮地に陥る場面も見られた(ちなみにこの時は父からの助言で事なきを得た)。その他、光の速度で走ることも可能であり、この力を応用して時間が止められた区域に入ることも可能。また、腕は負傷していると『ミラーナイフ』や『シルバークロス』を発射する事が出来ないようだ。
26話でインベーダーに捉えられ、エネルギーが一定の量まで減ると起爆する爆弾を埋め込まれた為、エネルギーの消費が多い光線技をむやみに使用できなくなった事もあり、父の手によりベルトのバックルにエネルギーの残量を教えてくれるカラータイマーが授けられた。
なお、爆弾自体はTV本編終了後から7年後を描いた小説『鏡の黙示録』によれば、ある人物の協力で無事に取り除かれたが、三次元よりも進んだ科学力を誇る二次元世界の技術でも難しい事だった為、その代償としていろいろと足りないものを補わなければならなくなり、今度はある世界で活動制限が発生する事態が起きている。
また、鏡京太郎の首に下げられた父の形見・二次元ペンダントを使って変身する事も可能だが、これは三次元世界に決別し、二次元世界から出られなくなる事を意味する為、使用は全ての戦いが終わったエピローグに限られた。
必殺技
ミラーナイフ
振り上げた腕を相手に振り下ろすように突き出した先から切削性のある矢じり状の光線を撃ち出す技。序盤で必殺技として多く使用されたが、中盤以降はシルバークロスまでの繋ぎや敵の触手などの切断に使われる事が多くなった。ミラーマンの使用する技の中で最も代表的な物であり、後述するミラーシュートと並んで主題歌に歌われている。
ミラーシュート
またの名をジャンピングミラーナイフ。別名の通りジャンプして空中からミラーナイフを放つ技。片手打ちと両手打ちの2パターンがあり、ミラーナイフ同様に使用頻度も高い。
ミラーリング
上記の2つの技とともに主題歌に歌われているが劇中未登場。技名から八つ裂き光輪のような技と思われる。
シルバークロス
ミラーマン最大の必殺技。全身のエネルギーを頭部とバックルの間でスパークさせて放つ巨大な矢じり状の光線。エネルギーを大量に消耗するために多用は出来ず、既に消耗してる場合は速やかに変身を解く必要がある。またカラータイマーが点滅してるときは使用を控えるようにしなければならない。
ディフェンスミラー
中空で手をなぞるように展開させ、敵の光線を反射するバリヤー。ウルトラ戦士のバリヤーより応用が効き、アロザ戦では光線を一つずつ払い除けるような動作で使用するなど、実に様々なバリエーションがある。
ミラースライサー
敵を切断するカッター光線。水平斬りの『スライサーH』、垂直斬りの『スライサーV』の二つを基本とする。スライサーVは強化版として、光線に回転を加えミラーナイフの5倍の威力を持つ『ミラーローリングスライス』があり、分身したマルチに対して使用したが、動作がさながらボーリングのようである。
あまり使用されないが、菱形のカッター光線を連続して打ち出す『ミラースライサーA』というバリエーションも存在する。
ミラーハレーション
空中に飛び上がり全身をスパークさせて相手の目を眩ます技。逆転の一手として使う事が多い。
ミラーキック
キーラゴンに腕をやられミラーナイフなどの技が使えないミラーマンが編み出した新技。
足を黄色く発光させて敵に蹴り込む。
ミラクル・キック
上記のミラーキックの強化版で初使用は31話。この技を使うようになってからミラーキックを使用しなくなった。
両足を赤く発光させて敵の頭部にキックを見舞う。シルバークロスよりエネルギー消費量が少ない為、残りエネルギーの少ないミラーマンの決め手として使用される。
またミラーキックと違い両足にエネルギーを込めるため、標的が複数であっても同時に蹴り倒す事が可能。
シルバークロスに次いで中々の撃破率を誇る。
必殺水平斬り
空高く飛び上がって放つ赤い風車状のカッター光線。サンガーニやイエズなどの首を落とした。
ミラーファイヤー
両手をクロスして放つ光線。イエズにトドメを刺した。
ミラーアイ
いわゆる透視能力。また、目から強力な光線ミラー・アイビームを撃ち出す事が可能。主にインベーダーの宇宙船を撃墜する際に使用。
ミラーマンの父
かつて地球を護るために“影の国”とも呼ばれる惑星Xからの侵略者インベーダーと戦っていた鏡京太郎の父親。息子のもう1つの姿であるミラーマンと瓜二つの容姿をしている。
物語の時間軸ではインベーダーたちの手により鏡の中に長時間留まると死んでしまうウィークポイントを付かれて殺害されてしまい既に故人となっているが、精神体としてはいまだ健在らしく、息子に形見のペンダントを託したり、様々な助言を与える等の行為を行っていた。
ミラーマンREFLEX(鏡の武神)
身長:1.9~ 40m 体重:70kg~3万5千t
光神仙との別名を持つミラーマンのリメイク作品『ミラーマンREFLEX』の主人公・影山鑑が“審神者”ももそ(百襲)の“帰神の儀”により変身した姿。
基本的には等身大だが、ももそが空中へと投射する光の環を潜り巨大化することも可能。
なお、審神者であるももその協力があってこそ変身できる姿である為、もしも彼女の力を借りずに変身してしまうと邪仙に憑りつかれて人鬼と化してしまう危険性をはらんでいる。
武器は光を放つ長剣である“古代剣”及びブーメランとしても使用できる左右一対の半円の短剣“ミラーナイフ”。
関連項目
ミラーナイト→モデル関連で