データ
別名: | 怪奇大怪獣 |
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身長: | 60m |
体重: | 3万8千t |
出身: | 岩島 |
スーツアクター: | 坂本道治 |
概要
『ミラーマン』第39話「怪奇大怪獣―サンガーニ登場―」に登場。
ドラゴンのような姿をした怪獣で、両腕に装備されている30mもある計四本のムチと口から吐き出す火炎が主な戦力。このムチは岩を掴んで投げられるほどの柔軟性を誇り、ムチの付け根には爪がある。胸は火炎放射時に黄色く発光する。
本来の姿はインベーダー達が過疎化が進む岩島の頂上に建造したミサイル基地に人々を近付けさせないために暗躍していた基地防衛担当の3人のインベーダーであり、円盤に攫った農夫たちをアブダクションして憑依し、吸血鬼、狼男、のっぺらぼうに似た怪人に変貌させた(と言っても変わったのはほぼ顔だけで目立った能力も瞬間移動ぐらいである)。
手始めに島の果樹園の管理人である三郎少年の父親を殺害すると、今度は仲間のインベーダー達が三郎少年の父親や行方不明者(と思われる村人)に化けて島の調査に訪れていた京太郎を襲い、それを倒した様子を偶々三郎少年が見てしまった事で殺人の罪を着せ村人達から孤立させた。
そして海岸の洞窟へ京太郎を閉じ込めて袋叩きにしようとするが、反撃に遭い、丼型の宇宙船からの光線を浴びてその正体を現した。
宇宙船とのタッグでジャンボフェニックス号を撃墜するが、事実を知って考えを改めた三郎少年が棒で洞窟に穴を開けて光を差し込ませた事でミラーマンへの変身を許してしまう。
ミラーマンとの戦いでは投石に気を取られ、『スライサーH』で翼、『スライサーV』で両腕のムチを切断された後に『必殺水平斬り』で首を切り落とされ絶命した。
ただしミラーマンはミサイル発射のタイムリミットが迫っていた事もあって決着を焦っていたのか、序盤から光線技を乱発したせいでカラータイマーが点滅するほど消耗してしまったため、ミサイル基地は山をよじ登って手で直接破壊せざるを得なかった。
丼型宇宙船はミサイル基地から奪い取ったミサイルを使った投擲攻撃により撃墜。インベーダーの東京侵略作戦は潰えた。
余談
咆哮は第21話に登場したタイガンの流用。
当初はマグマゴンとしてデザインされていたが、デザイナーの米谷佳晃の知らないところで入れ替わってしまった。