概要
日本のカブトムシの胸角を引き伸ばしたような姿をしている。体長もだいたい同じくらいで、生態的にも近いものがある。繁殖力や環境への適応力があり、東南アジアを中心にインドから台湾、オーストラリアにまで広く分布している。
闘争心が強くケンカが好きであると言われている。タイでは古くからヒメカブトを戦わせるメンクワンと呼ばれる昆虫相撲が行われている(なおこのメンクワンの影響で闘争心が強い印象を持たれただけで実際はそれほどでもないという説もある)。
成虫はサトウキビの茎の内部にを掘って中で汁を吸うため、サトウキビの害虫であるとされており、日本への輸入は植物防疫法によって禁止されている。
ケブカヒメカブト
少し小型でその名の通り体毛が生えるヒメカブト。フィリピンに生息している。
ムシキングでのヒメカブト
「オレっちの技見て、腰抜かすなよ!」
肩書きは「熱血甲虫」。強さ100、必殺わざはグー、アタックタイプ、超必殺わざは「ハヤテ」。
雑誌付録としてスーパーアタックタイプの赤いヒメカブトも登場している。
新甲虫王者ムシキングでは2016 1stに登場。階級はN。必殺技がパー技の「ブーメランスロー」に変更され、新ムシキングで初めて必殺技の手が旧ムシキングから変わった甲虫となった。
また性格もタランドゥスツヤクワガタ同様ディフェンスに変更されている。
激闘2弾においてRに覚醒する。Nからは初の覚醒ムシとなる。覚醒後の肩書きは「闘魂甲虫」、必殺技は「スーパーブーメランスロー」。パラメータは2016 1stのヒメカブトがベースになっていると思われる。
超神化2弾でSGRとして登場。あちらもびっくりのN(→R)からの異例すぎる昇格を果たした。
肩書きは「聖弓のアルテミス」、必殺技は「クレセントブーメラン」。金色の紋章をまとう。
女神(アルテミス)の名を冠している(ついでに言うと名前も「ヒメ(姫)」カブト)が勿論オスである。
神化前後で必殺技の名前に共通する単語(ブーメラン)が含まれる珍しい例。
なお超神化2弾においては星9イベントにてVブースターを持った激闘2弾仕様のN個体が登場しているが、こちらはカード化されていない。また、覚醒個体の再収録もされなかった。
ムシキングでのケブカヒメカブト
肩書きは「熱血ファイター」、強さ100、必殺わざはパー、アタックタイプ、超必殺わざは「リバーススラム」。
新ムシキングには2015 2ndにNムシとして登場。
タッグマッチの際ヒメカブトとケブカヒメカブトでペアを組むとタッグネーム「熱血コンビ」が発動した。
合体超必殺技は「リバースハヤテ」、固有合体技は「ラリアット・トゥ・ラリアット」。
関連タグ
日本産カブトムシ、オキナワカブト、サビイロカブト : 比較的近縁。
カブトムシに至ってはGRの紋章の色も一致している。
インペリアリスツヤクワガタ 神化前後で必殺技の名前に共通する単語(こちらはブリッジ)が含まれる