概要
フロムソフトウェア社制作のゲーム『デモンズソウル』の登場人物。
乙女アストラエアを守護する暗銀の騎士。
アストラエアとともに腐れ谷で消息を絶っている。
また、セレン・ヴィンランドとは姉弟関係にある。
ゲーム中では腐れ谷-3に登場。
デーモンと化し、神に捨てられた不浄の存在たちを癒すアストラエアを守護し続けている。
ガルを倒すとアストラエアは自害するため、実質彼こそがこのエリアのボスと言える。
規格外のスタミナを誇り、腐れ谷最奥の不浄にすら侵されぬ、半分人外の存在。
疫病の沼を重装備で軽やかに走り回る姿は恐怖以外の何物でもない。
普段は狭い通路上で暗銀の盾を構えてアストラエアに近づく者を阻み、
敵対者に対しては巨人殺しの伝説を持つ宝具・大槌ブラムドを振り上げ容赦なく叩き潰す。
重装備故に並の近接攻撃では怯ませることが出来ず、
暗銀の盾には物理・魔法属性攻撃を完全に防ぐ効果がある為、遠距離攻撃も通用しづらい。
一方、ブラムドの威力はすさまじいが隙もまた大きいので、ガルの攻撃を受け流して反撃すれば有利に戦える。ただし稀にガル側が同じことをしてくることもあり油断はできない。
グレートソードや肉斬り包丁など大威力の武器ならダウンさせ、ハメ殺すことも出来る。
会話
<対峙時>
「やはり、戻れはしないか」
「どうしても彼女を害そうというのであれば、仕方ない」
「この地の底で腐り落ちるがいい」
<ある程度ガルのHPが減った時>
「貴様等は、なぜ我々を害そうとする?」
「もとより、貴様等が捨てたものであるのに」
「我々は、ただひっそりと生きているだけだ」
<プレイヤー死亡時>
「我々に手を出すな」
「であれば、貴様らに何をすることもない……」
<プレイヤーが赤子の居る沼に落下した時>
「落ちたか……」
「そのまま、不浄どもに食い殺されるのがいい……」
<ガル死亡時>
「アストラエア様……」
装備
装備 | |
右手第一 | ブラムド |
右手第二 | 神のタリスマン |
左手 | 暗銀の盾 |
防具 | 暗銀一式 |
矢 | 無し |
魔法 | 無し |
奇跡 | 大回復 |
神の怒り |
ブラムド
ヴィンランドの宝具のひとつである粗鉄の大槌。
歪んだ部分があるが、それは古い「巨人殺し」の形跡であるという伝説を持つ。
使用者の毒および疫病耐性を高めるほか、常人の筋力では扱えないほどの重量を誇る。
その重さは、本作はおろかダークソウル三部作も含めてシリーズ最大の36。
暗銀の盾
ヴィンランドに伝わる暗銀製の盾。
素材として使用されている暗銀は、最も古い金属として知られており、
暗い悪意を祓うと言われている。
上述の通り、物理・魔法のカット率が100%なので炎属性以外に対して絶大な防御力を持つ。
補足
兜で通常は素顔を確認できないが、金髪ロングでかなりのイケメンである。
また、第六聖女アストラエアとは同郷、同人種とされている。
イカ頭
暗銀の兜の形状を指す言葉。
ガル・ヴィンランドの通称。兜の形がイカそのものであったが故、この通称が広まった。
谷の商人も彼を“イカみたいな騎士”と呼んでたりする。
何故か全身暗銀ではなく頭「のみ」暗銀を愛用する全裸紳士ファントムの発生が絶えない。
尚、侵略!イカ娘に登場するイカ娘も同じような兜をかぶっているが、おそらく彼女はヴィンランド家とはなんの関係ないだろう。