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イカジャガーヤミー

するめぎらいのねこ

イカジャガーヤミーとは、仮面ライダーOOO第27話及び第28話(仮面ライダーシリーズ第999話及び1000話)に登場した合成ヤミーである。

「俺は勝ちたい、仮面ライダーに・・・あっ」

概要

第27話:1000回も怪人が仮面ライダーに負けている事から、今度こそライダーを倒したいショッカー戦闘員・千堂院にカザリがセルメダルを投入し、卵から成長体で誕生した。誕生直後は一般人の女性ライダーにも負けるほど頼りなかったが、その後のライダー戦でオウムヤミーと共にライダーを圧倒。しかしオウムヤミー敗北後、墨を吐いて逃亡。

第28話:更にヤミー誕生後も残った卵から、今までの敵組織の戦闘員ヤミーが大量に出現。一部(ハリセンボン演じる女性戦闘員。ネタ披露後「もう帰る」と退場)を除いて仮面ライダーオーズに襲いかかる。

容姿

ジャガーの怪人の左半分と右腕にイカの意匠が見られる。

ジャガーの顔の下にイカの触手があり、その下にヤミーの顔がある。右手がイカの触手のソードになっている。

また、ショッカー戦闘員が宿主のため、腹部にショッカーのベルトをしている。

「イカ」に「ジャガー」という組み合わせは、初代仮面ライダーの幹部怪人「イカデビル」と、V3第1話に登場した怪人「ハサミジャガー」の影響かと思われる(ハサミジャガーも両腕が刃物になっているなど、ヤミーとの共通点がある)。

能力

イカソードによる斬撃、撤退用のイカスミ、イカの触手による相手の拘束などイカ部分によるものが多い。また、水上をジェットスキーのように素速く移動できる。無論水中戦もこなす。

「仮面ライダーを倒したい」という欲望から生まれたためか、対ライダー戦では中々の戦闘力を見せる。その一方で、一般人相手には弱かったり、スルメが焼かれるのを見ると怯むという弱点もある。

最期

戦闘員ヤミーをタジャドルコンボに全滅させられ、疲弊したオーズを拘束するも泉比奈が巨岩を投げつけ彼を救出。その後仮面ライダーバースがセルメダル1000枚を使用して登場したバースCLAWS・サソリの攻撃を受け、川へ逃亡するもシャウタコンボに陸に戻され、サソリの集中砲火により爆散した。

備考

合成怪人はショッカーではなくゲルショッカーが元祖である。このヤミーによく似たイソギンジャガーという怪人が「仮面ライダー」に登場する(因みに劇中の被害者は石ノ森章太郎だった)。

またゲストがかなり豪華で、第27話でヤミーと戦う女性ライダーが森下千里(仮面ライダー龍騎の浅野めぐみ役、仮面ライダーカブトの北斗修羅役)と千秋、第28話の野次馬が若槻千夏、女性戦闘員ヤミーがハリセンボンだった(皆名前に「千」の字が付く)。

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