概要
海賊が乗組員を賭けて行う“デービー・バック・ファイト”というゲームを得意としており、特に最後ラウンドのサシ勝負では920戦無敗という記録を持っている。
デービー・バック・ファイトにより多くの海賊を部下としていったためその組織力はかなり大きく、部下達の人種も人間、魚人、魚巨人(ウォーターン(巨人と魚人のハーフ))などバリエーション豊かである。また、女性の乗組員も多く、側近兼チアリーダーのポルチェや船大工のジーナなど、職業も様々である。
髪型が特殊で、その事に触れられるとすぐ落ち込んでしまう。
プロフィール
本名 | フォクシー |
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異名 | 銀ギツネのフォクシー |
懸賞金 | 2400万ベリー |
所属 | フォクシー海賊団 |
能力 | ノロノロの実(超人系) |
出身地 | 不明 |
身長 | 不明 |
誕生日 | 4月4日 |
CV | 島田敏氏 |
能力
悪魔の実 | ノロノロの実 |
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解説 | 指先からノロマ光子を放つことができる |
種類 | 超人系 |
体から“ノロマ光子”と呼ばれる未知の物質により構成された光線を出す。この光線を浴びた物体は生物・非生物を問わず一定時間(30秒間)動きが非常にのろくなってしまい(弓矢や砲弾ですらカタツムリのようにノロノロに)、フォクシーはこの隙に連続パンチや爆弾攻撃を行い相手にダメージを与える(本人が更に強くなれば、30秒以上のろくさせることもできるのかもしれない)。また、保有する運動エネルギー自体は変化が無いため、時間切れと同時に動き出す。
基礎戦闘力
フォクシー本人の基礎戦闘力はルフィ・ゾロ・サンジと比較するとそれほど高くないが、常人と比較すると圧倒的に人間離れしており、普通に数m高いジャンプをしたり、残像が見える程の高速パンチ”九尾ラッシュ”で相手を数十m先まで吹っ飛ばす力を持っている。
他にも”九尾ラッシュ”の強化版である”メガトン九尾ラッシュ”という技もある。
技
ノロノロビーム
手を影絵のキツネのような形に構え、その指先からノロマ光子を放出する。
戦闘中に相手の動きを制限するのはもちろん、レース競技での妨害や飛び道具をのろくしてその上を跳び移りながら移動するなど、応用の幅は広い。効果が解ける時間を計算すれば、のろくした飛び道具を急加速させて奇襲を掛けたりもできる。
”九尾ラッシュ”をノロノロの効果時間中に叩き込み、解除と同時にそれまでの衝撃を一気に炸裂させるのが一番の得意戦法。
ノロノロフォクシー顔爆弾(フェイスボム)
フォクシー海賊団の船内にある独特な形状の大砲を持ち出し、相手に向けてノロノロにした爆弾を連射する。
この爆弾は白目をむいた、眉の無いフォクシーの顔の形をしている。思わずルフィが「恐ェな!!!!」とキレ気味にツッコミを入れるほど不気味。次々に撃ち出される爆弾の中に本物のフォクシーも紛れ、相手の不意を突いて殴り飛ばす。そして時間経過でノロノロが解除され、集中砲火で追撃を見舞う。ただし爆発の範囲が広すぎてフォクシー本人も巻き添えを食う危険がある。
ノロマボール鬼コーチ
ノロノロビームを手鏡で反射し、テニスボールのように四方八方へ打ち出す。
鏡張りの部屋で使えばその鏡にも跳ね返り、さらに別の攻撃を繰り出せば相手の逃げ場はどんどん狭まる。鏡を破壊されると使えなくなるのが弱点。
ノロノロビームソード
刃がノロマ光子でできた剣を振るい、相手の動きを部分的にのろくする。
リーチはある程度伸び、距離を取ろうとする相手も簡単には逃がさない。
フォクシー飛行狐(ファイター)
ノロノロビームでのろくした砲弾にキツネを模した飛行機の翼のような乗り物を被せ、さらにその上にフォクシーが乗り、効果時間が切れると同時に砲弾の速度で相手に襲い掛かる。
砲弾の速度を上乗せしたメガトンパンチで相手を吹き飛ばし、さらにフォクシー飛行狐本体も特攻させて追い打ちを掛ける。フォクシーが体重を移動させることで左右に軌道をずらすことができ、逃げようとする相手にも即座に対応できる。
活躍
原作では麦わらの一味とのデービー・バック・ファイトを描いたシリーズのみの登場で、ルフィに敗れた後、海賊旗をルフィデザインの落書きのようなデザインに変更され、負け惜しみを叫びながら退散していった。
アニメでは上記のエピソードの他に、敗北後に復讐を企てるエピソードや海上リゾートで一味と偶然再会し戦闘になるエピソードが追加されている。