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梶原一騎の編集履歴

2019-06-28 22:52:08 バージョン

梶原一騎

かじわらいっき

東京都出身の漫画原作者、小説家、映画プロデューサー(1936年9月4日~1987年1月21日)

東京都出身の漫画原作者、小説家、映画プロデューサー(1936年9月4日~1987年1月21日)

小説家志望だったが大成せず、漫画原作者として名高い。

1960~70年代に、日本の漫画文化に多大な影響を及ぼした傑作を多数残している。


あしたのジョーでは巨人の星と同じ掲載誌だった為、都合上本名の「高森朝樹」の一字を変えた「高森朝雄」名義だった。


幼少時から目立ちたがりで粗暴、小学生時代には犯罪を繰り返し、教護院に入れられた。

高校は半年で中退したが、早稲田大学卒と自称。

その一方で文学青年でもあり小説家を目指していたが、生活のため「チャンピオン太」(作画:吉田竜夫 1962~1963年)で漫画原作者を始めた。


著名な作品としてあしたのジョー巨人の星侍ジャイアンツタイガーマスク空手バカ一代愛と誠柔道一直線など。乗り越えるべき父親的存在、破滅に向かおうとも道の頂点を目指す男の生き様、実らない悲恋等が作品のテーマとして多く見られる。

戦前の『少年倶楽部』の熱血を復権させ、少年のみならず大人にも大きな影響を与え、劇画ブームの担い手となった。


1983年5月25日、『月刊少年マガジン』副編集長だった飯島利和への傷害事件で逮捕された。この件により過去に起した暴行、脅迫、暴力団との関係などが明るみになり、作品を含め、評価がドン底に落ちていたが、死後10年を経て再評価の気運が高まり現在に至る。


自分には書けないギャグを描けるギャグ漫画家には敬意を払い、赤塚不二夫との交流もあった。タモリも数回対面した事があるらしい。


妻の高森篤子は後に「タイガーマスク基金」を設立し児童に対する慈善事業などを行った。彼女との間に二男を儲けた。うち長男が映画プロデューサー等を手掛ける高森城。

また、妻との間に一時的に離婚期間があり、その間台湾の女優・白冰冰と婚姻関係を結び、一女・白暁燕を儲けた。しかし暁燕は後に誘拐事件に巻き込まれ殺害されている。なお、彼女の事件に関して残虐性が誇張された記述が一部に見られるが、事実を大幅に誇張したかあるいは捏造の可能性もあるので注意。


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