「今からお前は連続強盗殺人犯ウージョン星人ジンチェだ」
概要
おまじないが得意な住民が多いウージョン星人のアリエナイザー。
ホージー曰く「宇宙の広域指名手配犯」で、地球に来る前にすでに宇宙最高裁判所から「窃盗、建造物破壊、7つの惑星における58人の連続強盗殺人の罪」でデリート判決が降りていた。
自分の持つ「額を合わせた相手と自分の精神を入れ替える」能力(後述のように本人の意思に関係ない模様)を使い、犯罪を犯して捕まるたびに別の宇宙人と入れ替わり、無実の罪を着せて逃げて来た。また、この能力を使用し過ぎたため本来自分がどんな存在だったか覚えていないという。
怪重機「シノビシャドー2」を操縦して燃料プラントを攻撃したがあっけなく逮捕される。しかし拘置所に入れられる時に引率のホージーと精神を入れ替えニセデカブルーに変身しまんまと脱獄した。
またウージョン星人の体は地球の言語を離せないため、首に付けた翻訳機を使って会話していたのだがホージーと入れ替わった際に翻訳機を破壊し、コミュニケーション能力を封じた。
署内を歩き回り、ホージーと入れ替わった事を利用してデカベースを乗っ取りデカベースロボに変形させ、ボルカニックバスターを発射しようとしたが、ジンチェの姿でやって来たホージーに阻まれる。
もみあいになった末外に転げ落ちたが、入れ替わった事を知らないデカレンジャー達が合流する。しかしホージーの言動を怪しんだデカレンジャーはホージーの精神が入ったジンチェを拘束。
その隙に額を合わせた事でお互いの精神が元の体に戻り、ディーバズーカでデリートされた。
しかしデカベースに関する情報はエージェント・アブレラの手に渡っており、終盤彼と手下たちがデカベースを乗っ取る事件を発生させた。
スペシャルポリスの情報によると、ウージョン星人は体中に生えている棘で周囲の空気の流れや温度を測り、これで相手との距離や間合いを把握し、相手を確実に仕留める。
ウージョン星人はこの棘で天気なども予測できるため、ウージョン星のテレビ番組に天気予報は存在しないらしい。