概要
『ゼルダの伝説』シリーズに登場する、人体を持たない鎧のモンスター。
背中にダメージを与えれば倒せるが、一般の敵キャラとは違うのは攻撃されるとダメージ以外に何かしらのペナルティがつくところ。まさにみんなのトラウマ。
ちなみに、ファントムガノンと呼ばれる名前の似た敵がいるが、全く関係ない。
夢幻の砂時計
ストーリー上欠かせないダンジョン「海王の神殿」の内部を巡回している。捕まると砂時計の残り時間が減る。本作のラスボスであるベラムーによって人間が変えられた姿。
亜種に足が速いスプリンター・ファントムと瞬間移動するダーク・ファントムがおり、ノーマルタイプと合わせて3種類存在する。
大地の汽笛
ダンジョン「神の塔」に出現。本来は塔の守護者だが、魔王マラドーの復活と同時に魔物の魂が宿り、リンクらの行く手を阻む。攻撃されると、フロアの入り口まで戻される。
ひょんな事からゼルダの魂が憑依し、姫には似つかわしくない姿のゼルダファントム(メイン画像)となってリンクと協力していき、後半のディーゴ戦やマラドー憑依ゼルダ&キマロキ戦では重要な戦力となる(ところがリンクを使って彼女を攻撃し続けるととんでもない事になります……)。
なお本作では倒すことはできず、光を宿した剣や光の弓矢で背中を攻撃することで、ゼルダが乗り移るシステムになっている。
ゼルダファントムが他のファントムに話しかけると、仕事に対する不満等の人情溢れる愚痴やゴロン族独特のなまりが聞けたりする。
種類が前作より増え、暗闇を照らす炎をまとった剣を持つフレイムファントム、ファントムアイとワープ能力を活用しながら謎を解くワープファントム、球体化して障害物を壊していく力持ちのアイアンファントムと、ノーマル含めて4種類が存在。
ちなみに、Pixivでは通常のファントムよりもゼルダファントムのイラストが多数。ゼルダファントムは「体がピンクっぽい」「両目が光っている」のが特徴。
スマブラシリーズ
『大乱闘スマッシュブラザーズX』までのゼルダの下必殺ワザは「シーク変身」だったが、『大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U』以降はファントムを組み上げて突撃させるファントムアタックになっている。実は飛び道具なので、反射には要注意。