概要
『夢幻の砂時計』のラスボス。幽霊船騒動の真犯人であり、今作の黒幕。別名「夢幻魔神」。
その正体はフォース(生き物に宿る不思議な力)を喰う邪悪な魔物であり、自身の空腹を満たすためならどんなことでも平気で行う。そのため、海王によって海王の神殿の最深部に封印されていた。
封印されたその後は海王の神殿の最深部で暗躍しており、ファントムを大量に生み出して神殿を乗っ取っている。
幽霊船も人間をおびき出してフォースを食うための罠であり、財宝の話も人間を釣るためのエサだった。
常人よりもフォースを多く持つテトラに惹かれて出現、幽霊船に乗った彼女をさらった。
通常の武器では倒せず、夢幻の砂時計と特殊な鋼を使って作る「夢幻のつるぎ」とベラムーの弱点である「夢幻のスフィア」を使って倒す必要がある。
夢幻のつるぎを完成させた後、海王の神殿の最深部にて対決することになる。
数あるゼル伝シリーズのラスボスの中では珍しく、セリフが一切無い。
攻略
通常時(第1形態)は一つ目のタコのような大きな魔物の姿。かぎづめロープを使って紫色の液体のようなものをはぎ取って弱点の目玉を攻撃することになる。2回目以降は夢幻のスフィアを使って時間を止めながら戦う。
撃破すると、再びテトラをさらって幽霊船と融合した第2形態となる。リンクたちはラインバックの船で幽霊船を追撃しながら戦うことになり、大砲を使って幽霊船周囲に現れたベラムーの眼を攻撃するシューティング戦となっている。
幽霊船を大破させた後は最後のセーブを行うこととなり、幽霊船の残骸を舞台に最終形態との決戦となる。
一瞬の隙を突きリンクを触手で捕えるが、その光景を見たラインバックが夢幻のつるぎを使って対抗。リンクとテトラを解放してしまう。そこでラインバックに取りつき、全身を鎧兜で覆ったファントムのような形態となって最後の勝負を挑んでくる。攻撃は殆ど通用しないので、背中に取りついた本体の眼を狙って叩くこととなる。
リンクに倒されるとフォースと化して消滅、ラインバックも無事に生還する。
姫川明の漫画版では
ゲームとは異なり普通にセリフを喋っている。
まずはラインバックに取りついた形態との戦闘から始まる(場所や倒した際のシチュエーションはゲームの第一形態に相当)。
リンクたちが神殿から脱出した後、海王を道連れにするべく襲い掛かる。しかしラインバックの援護とジョリーンが持ってきた夢幻のつるぎを手にしたリンクによって敗北。
最後は大回転斬りによって斬り裂かれ消滅した(第二形態の幽霊船に相当)。
関連タグ
ガノンドロフ(トワイライトプリンセス)、マラドー:それぞれ『トワイライトプリンセス』『大地の汽笛』に登場。味方サイドの人物の身体を乗っ取ったラスボス繋り。