シャーロット・アマンド
しゃーろっとあまんど
「一瞬で斬り捨てるなんて 殺す意味がない……!!!」
「一番痛く 苦しい速度で私は斬る…!!!」
概要
四皇シャーロット・リンリン率いるビッグ・マム海賊団の一員にして、シャーロット家3女。名刀「白魚」を持つ剣士。
人物
登場以来長らく兄弟のどの位置かは不明だったが、単行本88巻にて、3女であることが判明した。
年齢は上記の通りだが、年の割にはもう少し若く見える。
彼女の胴回りよりも広い帽子をかぶっており、貴婦人を思わせる服装が特徴的。首が異様に長く、蛇首族と思われるが、下の兄弟であるジョスカルポーネとマスカルポーネよりは短め。
2つ名に「鬼」の文字が使われることから分かるように、情け容赦のない残忍な性格をしている。敵を攻撃する時も、実力があるにも関わらずゆっくりと斬っていき苦痛を味あわせながら殺していく。
懸賞金額は不明だが、『始末屋』ボビン、『書司』モンドールと共に名前を挙げられ「総合懸賞金いくらだこいつら」と評されている事からかなりの高額と推測できる。
本編での活躍
ウェディングケーキの材料となる卵を奪う為にとある島へと出向き、島で卵を守る兵士達を殲滅した。
ボビンらを筆頭とした討伐隊として名前と容姿が判明。裏切り者としてキングバームを斬り捨てた後、後討伐隊としての本来の目的「ルフィとナミの生け捕り」を遂行する。
シャーロット・プリンとサンジの結婚式にも参加しており、城が崩壊して結婚式がめちゃくちゃな形で終結すると、報復のために軍艦を引き連れサニー号へと向かう。完全に包囲を完了し、普通なら逃げ場など無いはものの風来バースト(クー・ド・バースト)により空へと逃げられた。その後も食いわずらいのシャーロット・リンリンとそれを補佐するシャーロット・ペロスペローと共にサニー号を追跡する。
後に、リンリンは寄り道をしてアマンドが治める「ナッツ島」に向かう。ペロスペローと共に島の都市ピーナッツタウンで暴れ回るマムに止めるよう懇願するも話は通じず、目当てのケーキがあるはずもなく誘導も出来ない。と、そこでブリュレの能力でカタクリから逃げてきたルフィが突如としてナッツ島に現れる。
その場では取り逃がすもののルフィが逃げ回ったせいか、なんとかリンリンは出ていった。だが、ホールケーキアイランドの者からはナッツ島は滅んだと噂され、ピーナッツタウンでも泣いている子供や女王自ら島を破壊したことに憤りを感じている者が出てくる。
市民の不満をすぐ側で聞いているアマンドは何も喋ろうとはしなかった。
余談
・その見た目と「鬼」の二つ名、キングバームを痛めつけた性格から、とある都市伝説(閲覧注意)との関連性を疑う声もあるらしいが真偽は不明。
・名前の由来である『アマンド』とは『Almond(アーモンド)』のフランス語読み。
・声優の水田わさびは、『ONE PIECE FILM STRONG WORLD』にてメルヴィユに住む少女シャオの声も担当している。