「お呼び有難く。お礼に、痛いのいらんかね?」
CV:園部啓一
データ
【身長】一の目・205㎝→二の目・61.6m
【体重】一の目・94㎏→二の目・22.5t
概要
うねる触手の様な、和服の皺の様な姿を持つアヤカシであり、筋殻アクマロの最後の配下。 飛頭蛮伝承のルーツとされている。
外見についてより詳しく説明すると、先ず頭部は頭から胴体に掛けて上半身が赤い触手で覆われた外見をしており、それ以外の両腕と下半身は上記の通り、和服の皺の意匠をした紫の甲冑で覆われている。
武器こそ持たない物の、代わりに「絶痛虫(ぜっつうちゅう)」と呼ばれる蟲を自身の体内に飼っており、それを周囲にばら撒く能力を有する。この蟲は他者の体内に侵入、寄生すると同時に宿主の体内で暴れ回る恐ろしい寄生虫で、不運にも宿主となった者は四六時中凄まじい苦痛で悶え苦しむ事となる。
更に戦闘では幾重もの触手で身体を守っている為、あらゆる攻撃にも耐えられる高い防御力を持つ。
本人は商人気取りの性格で、「痛いのいらんかね?」と何ら悪びれずに嘯いては絶痛虫をばら撒いてくる為、非常に質が悪い。その対象は主のアクマロであってもお構い無しである為、油断も隙も有った物では無い。
この様に極めて邪悪な能力と性格を持つ彼もまた、外道衆の名に恥じない外道である。
劇中ではこうした能力によって人々を苦しめる事で、人間の苦痛を大地に刻み付ける役割を担い、6つの楔の中の最後の1つを作り出した。これによってアクマロの真の狙いである「裏見がんどう返し」の下準備は全て整う事となる。
劇中での活躍
余談
関連項目
科学者エンボス:こちらは寄生虫ではなく殺人ウイルスをばら撒いた。
ブラックテリナ:同じく自身の目的の為に危険な物をばら撒いたウルトラ怪獣。但し、こちらは人間を苦しめる為の物ではなく操る為の物。
ロクロクビ(カクレンジャー):『忍者戦隊カクレンジャー』に登場した先輩。こちらも頭が胴体から離れる飛頭蛮タイプのろくろ首である。
ロクロクビ(魔化魍):『仮面ライダー響鬼』に登場するろくろ首繋がりのライダー怪人。