概要
福岡県を放送地域とする、ラジオ・テレビ兼業の放送局。福岡市に本社を構える。ラジオ・テレビいずれもTBS系列局である。マスコットはももピッ。
放送局概略(ラジオ)
系列 | JRN |
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愛称 | RKBラジオ |
コールサイン | JOFR |
親局 | 福岡1278kHz/50kW |
中継局 | 北九州JOFO 1197kHz/1kw・大牟田JOFE 1062kHz/100w |
放送局概略(テレビ)
歴史
1951年12月にラジオ九州という名前で開局したが、実は本州以外の地ばかりか東名阪3地域以外では初めての民間放送局だったりする。また1958年3月にはテレビ放送を開始したが、こちらは九州初の民間テレビ局でもあった。
1958年8月、同年3月に設立された西部毎日テレビという、北九州市を本拠地としていたテレビ局を吸収合併、その際に現在のRKB毎日放送に改名している。なお、西部毎日テレビは放送開始前だったが、その一方で、西部毎日テレビにテレビ放映のための免許が与えられたのは、ラジオ九州に吸収されることを前提としたものだった。
なお、社名に「毎日放送(大阪にある、略称MBSの方)」とあるが、当然ながらRKB毎日放送と毎日放送は別会社である。その混乱を避けるためか、内外問わず「RKB」と略して呼ばれる事が多い。
もっとも、MBSはRKBとの資本関係があり(MBSがRKBの筆頭株主)、健康保険組合を共有したり、地上アナログ放送の親局チャンネルと地上デジタル放送のリモコンキーIDが同じ「4」だったりするなど姉妹会社の関係にある。このため、MBS製作番組がRKBで放送されたり、逆にRKB制作の番組がMBSで放送されることもある。
東京支社にラジオスタジオを設置していた時期があり、この設備を使って関東地方をエリアとするラジオ局を開局する予定だったが、結局実現しなかった。さらには、山口県や佐賀県にも進出する予定もあったが、いずれも実現しなかった。
2016年4月1日に西日本の民放では初、在京キー局を除く地方局としては2番目、JNN系列では3番目、全国の民放としては7番目となる「認定放送持株会社」に移行した。
これまでの(旧)RKB毎日放送は商号を「RKB毎日ホールディングス」に変更し、経営管理・不動産事業を除く現業全般(放送・文化事業など。ただし、先発のJNN系列の2社とは異なり、テレビ放送部門とラジオ放送部門の分社独立化は行わない)を2015年9月29日に分割準備会社として設立された「RKB毎日分割準備株式会社」(2016年4月1日に『(新)RKB毎日放送』に商号変更)が承継した。