キン肉ドライバー
きんにくどらいばー
概要
アシュラマン戦において、キン肉バスターを完全に封じられてしまったキン肉マンが咄嗟に繰り出した変形型パイルドライバー。当時はまだその片鱗を見せる程度であったが、対・悪魔将軍戦用の切り札として、テリーマンとの特訓で完成させた。
相手の両足首を掴んだ状態で上昇し、空中で逆さになった相手の腋に足をかけてそのまま落下する技。
別名「疾風迅雷落とし（しっぷうじんらいおとし）」と呼ばれ、カメハメから技を教わったり、キン肉族の奥義を使用するキン肉マンにとっては数少ないオリジナルホールドの一つでもある。
（しかし、後年のシリーズでは「48の殺人技」のひとつに勝手に入れられていたり、キン肉バスターともどもキン肉族に代々伝わる必殺技にされていたりするが、そこはまぁゆでだから仕方ない。）
使用者は、開発者であるキン肉マンの他に、彼の息子である『キン肉マンⅡ世』の主人公・キン肉万太郎が超人オリンピック編で使用している。
また、タッグパートナーでもあるテリーマンがタッグ技「マッスルドッキング」の際に使用し、プリンス・カメハメは宇宙超人タッグ・トーナメント直前に正体を隠してキン肉マンに接触した際に使用。
他にアニメ版では極悪超人ダーティーバロンが同様の技「バロンドライバー」を使用している。
GC版ゲーム『新世代超人vs伝説超人』では、キン肉マンもしくは万太郎を含むタッグだと多くの場合タッグ技がマッスルドッキングになるため、間接的ではあるがキン肉ドライバーを使用する事が出来るとも言える。
元ネタは青春山脈に登場する女子プロレスラー、ブラックローザ・ユキの必殺技「ブラックローザ・スペシャル」、技の入り方はタイガーマスクの「ウルトラタイガードロップ」である。(悪魔将軍がみせた防ぎ方もウルサス兄がみせた防ぎ方と同じ)
両方共ゆでたまごが強く影響を受けている梶原一騎原作である。