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チェックメイトフォーの編集履歴

2011-08-07 22:28:06 バージョン

チェックメイトフォー

ちぇっくめいとふぉー

チェックメイトフォーとは、「仮面ライダーキバ」に登場する敵集団の幹部たちのチーム名である。

解説

ファンガイア最強と呼ばれるにふさわしい四人の実力者達の名称。チェスによる詰め「チェックメイト」が名前の由来。かつてファンガイアが魔族の頂点に立つべく、種族の統率を図る為に四天王制度を設立。「キング」を頂点に同位置に「クイーン」。そして側近に参謀の「ビショップ」と護衛の「ルーク」があり、この二者は同じ地位にある。また、それぞれに真名を持つ。大変に名誉ある神聖な称号だが、それを拒絶すれば一族の手によって処刑される運命をたどる。メンバーの共通点として、人間態の時は手のどこかに自身の称号となる紋章が薔薇に飾られたデザインで刻まれており、怪人態では、石膏像が体の一部になっている。彼らに秘められた力は先天的なものであり、持ち主が死んでも転生し別の存在に引き継がれる。継承条件は称号によって異なり、キングは正統なる血縁で左手の表裏にキングの紋章が発現された者が継承するが、他の称号は無作為に選ばれ、掌か手の甲に現れることが多い。継承の紋章を発現した者は、それを運命として本人の意思に関係なく、その地位を継承しなければならない。

なお、作中未登場だが、キング付の王室技巧匠である双子の兄弟がキング専用の三つの鎧を開発。その手腕から「ナイト」と「ポーン」というチェックメイトフォーに次ぐ名誉ある称号を与えられたことがある。


過去編

バットファンガイア (真名:暁が眠る、素晴らしき物語の果て)

ファンガイアの頂点に君臨する最強のファンガイアにしてキング。キバの継承者でもあり登太牙の父親でもある。人間態は金髪でロックミュージシャンのような格好をした男で、紋章を右手の甲と掌に持つ。高慢かつ残忍な性格で、許婚であるクイーンの真夜に独自の恋愛感情を押し付けていた。怪人態はその名の通りにコウモリを髣髴とさせる容姿をしている。基本的にはダークキバに変身して戦っており、人間態でも十分強い為ためか、この姿になることは滅多にない。故にこの姿を見たものは、その瞬間に死亡という末路を辿る。両腕の鉤爪からエネルギー刃を飛ばしたり、強力なエネルギー波を全身から発して攻撃する。またサバトの召喚能力を持っている。


パールシェルファンガイア(真名:冷厳なる女鍋の血族)

クイーンの称号を持つファンガイア。登太牙の母親で、後に紅音也との間に紅渡を産む。

人間態では、真夜(まや)と名乗りフード付きの黒いゴシックなファッションに身を包んでいる。「人間と結ばれてはならない」という掟を破ったファンガイアを抹殺する死刑執行人(パニッシャー)で、左の掌に紋章がある。そこから「制裁の雷」発し、相手を消滅させる。瞬間移動や傷を一瞬で治すなどの能力も有している。怪人態は、真珠貝を彷彿とさせる容姿をしている。やや小柄だが、怪力と驚異的なスピードを持つ。真珠型の弾丸「パールバレット」を無数に打ち出す事が可能で、さらに真珠型の炸裂弾を標的の周囲に覆い、一斉射出して弾丸を炸裂させることで標的を一撃で粉砕する「クイーンズ・デスパール」という技を使用する。一族の間では「輝ける闇」と呼ばれ、人間態のままでもルークですら畏怖されていた。性格はイメージとは裏腹に温厚かつ奔放。だが危機を目の前にしても一歩も退かず、冷静に自分の考えを話す芯の強さを併せ持っている。性格は温厚かつ奔放。だが危機を目の前にしても一歩も退かず、冷静に自分の考えを話す芯の強さを併せ持っている。現代編でも登場するが、掟を破ったことで、ファンガイアとしての力をキングに奪われており、右目も失っている。


スワローテイルファンガイア(真名:禁欲家と左足だけの靴下)

ビショップの称号を持つファンガイア。怪人態は、インセクトクラスに属するアゲハチョウを彷彿させる容姿を持つ。剣と口から吐き出す炸薬燐粉を武器にし、身軽な動きで相手を撹乱する頭脳プレイを主戦法にする。人間態は、丸眼鏡と黒いロングコートを着用する長身痩躯の男では左手の甲に紋章を持つ。紋章から発する光で物質を消滅させることができる。

前述の通り、知略に長けた策略家で、「全てのファンガイアの在り方の管理」を使命とし、クイーンやキングの補佐を主な活動としている。普段は飄々としているが、その本性は目的に利用できるものは全て利用しようとする傲慢な性格で、立場の上下を問わず他者には常に慇懃無礼な態度をとる。過去編と現代編の両方に登場し、過去編では真夜の代わりに太牙の教育係をしていたが、多忙のためいないことが多かった。現代編では、太牙のために様々な策を画策するが・・・。

仮面ライダーディケイド」にも登場。ワタルに仕える親衛隊の一人。人間とファンガイアの共存に反対し、ワタルを裏切るが、「キバの鎧」を取り戻そうとするディケイドの「ディメンションスラッシュ」で倒された。


ライオンファンガイア(真名:天地開闢。産声と怒号を聞きながら)

ルークの称号を持つファンガイア。人間態は、革ジャンを着た筋骨隆々とした肉体の男で、右手の甲に紋章を持つ。本来の姿でなくても相当な腕力を誇り、口からロケットクローを射出する能力を持つ。「俺は、○○する」と自分の行動を宣言する癖がある。怪人態は、ビーストクラスに属するライオンを彷彿させる容姿で、城壁を模した鎧のような皮膚と怪力、指先のロケットクローを武器に戦う。また死んだファンガイアのオーラを集めてサバトとして召喚することができる。身の丈程の棍棒を武器に持っているが当の本人は未使用。後にビショップが蘇らせた再生ファンガイア軍団の中の個体が使用している。自分で設定したルールと制限時間に従って人間を襲う「タイムプレイ」を延々と行い、ゲーム感覚で人間のライフエナジーを捕食し、次狼(ガルル)以外のウルフェン族を全て手に掛けた。基本的には自分のゲームの支障にならない限りターゲット以外は襲わず、ゲームの結果で自分に褒美や罰を与える。チェックメイトフォーとしての使命は不明。過去編と現代編の両方に登場。過去編では。麻生ゆりの母にして、イクサの開発者である茜を前述のタイムプレイで殺害。ゆりの恨みを買い、彼女が仕掛けた罠で弱体化したところを彼女が変身したイクサのブロウクン・ファングを右肩に受け重傷を負い22年間もの眠りについた。現代編で覚醒するが記憶喪失になり荒々しかった性格が温厚になっていた。渡の世話になり、「大ちゃん」と呼ばれるくらいに親しくなる。しかし、その最中に記憶を取り戻し、再びタイムプレイを開始する。

「仮面ライダーディケイド」にも登場。ワタルに仕える親衛隊の一人。人間を襲おうとしたファンガイアの女性を処刑しようとしたところをディケイドに人間を襲おうとしたと勘違いされ、そのまま倒されるという不遇な最期を遂げた。

「オーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー」ではショッカーの怪人軍団として登場していた。

現代編

登太牙(のぼり たいが)

現代編のキングで先代キングと真夜の息子。詳しくは登太牙を参照。


鈴木深央(すずき みお)/パールシェルファンガイア(深央)

現代編のクイーンで、その力と称号を受け継いだ少女。紋章の位置は真夜に順ずる。当初は自分がクイーンであることを知らなかった。

優しいが極端に人見知りをする性格で、他人の前ではまともに会話が出来ず、他人の頼みや勧誘を断れずに周囲に流されやすい。また、人前で極度に緊張してしまうためドジや失敗をしばしば。かつて同じように他人とのコミュニケーションが苦手だった渡とは互いに惹かれあい、彼や麻生恵の協力のもとで少しずつ自分を変えるために努力を重ねる。だが、接触してきたビショップの策によりクイーンとして覚醒してしまう。怪人態は、真夜と同じ容姿をしているが体色が青を基調としたカラーリングになっている。戦闘能力も先代クイーンにも引けを取らない。


スワローテイルファンガイア

ライオンファンガイア

この二者は現代編でも、そのまま地位を継続している。


バットファンガイア・リボーン

過去編のキングがビショップのライフエナジーと彼が集めた大量のライフエナジーを受けて現代に復活した姿。頭部及び顔の形状が異なる。生前の理性は無く、大きな咆哮を上げるのみで言葉は発しない。戦闘能力は以前よりもアップしており、前述のエネルギー波も強化されている。

「ディケイド」の劇場版「オールライダー」にも怪人軍団として複数体が登場していた。


その他

仮面ライダーディケイドでは、ビートルファンガイアがキング。クイーンにソーンファンガイアが登場する。なお、本編ではチェックメイトフォーのことは言及されていない。


関連リンク

仮面ライダーキバ 仮面ライダーサガ 仮面ライダーダークキバ ファンガイア 紅渡 登太牙

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