ベターマン

べたーまん

1999年に放送された深夜アニメ。実はガオガイガーと同じ世界観で話が展開している。

概要

　TV東京で放映された深夜放送のTVシリーズ。全二十六夜。『勇者王ガオガイガー』制作に関わったスタッフが作った作品であり、深夜放送アニメだけに｢子供向けアニメ｣の制約を解かれたためか、ホラーテイストを前面に押し出した割とシビアな展開が特徴である。この辺はOVAで展開された為に｢子供向けアニメ｣の制約を解かれた｢勇者王ガオガイガーFINAL｣に通じるものがある(ベターマン側から逆輸入された要素も存在する)。

製作スタッフだけでなく『勇者王ガオガイガー』と言う作品自体と同じ時間軸と世界観(原種大戦後からコミカライズ　エヴォリュダーGUYまでの間)共有しているが、劇中に登場する人物が毎回必ず何処かで落命するなど作風は大きく異なり、医学の専門用語があちらこちらで飛び交いながら、方向性が全く真逆ともとれる雰囲気で製作されている。

謎が解明されたと思わせて、真実は別にあったと言うどんでん返しが多数盛り合わせている。

　『次ノ夜マデ　サヨウナラ』のイラストとテロップが出てから、次放送のウェザーニュースを見ないと眠れない視聴者が多かったと言う。

　登場人物の周囲には『ガオガイガー』で登場する人物達が肉親や知り合い、モブとして劇中で現れ、会話中でも語られる。ノベライズ及び再構成編集『勇者王ガオガイガーFINALGGG』では影の主役ラミアも登場するが、繋ぎの役故から軽微に等しく、二つの物語は、Web小説　矢立文庫に掲載される後日談「覇界王~ガオガイガー対ベターマン~」にて、完結を迎える事となる。