ひびみく
たいようとひだまり
概要
幼馴染という間柄で二段ベッドなのに同じ段のベッドで寄り添って寝たり、未来が響のレポートを手伝ったり未来が響の着替えを手伝ったり、お互いに隠し事をしないよう約束しあったり、一緒に運動してお風呂にも入ったり、響が特訓しているところを未来が後ろで見守ったり、響が危険な目に遭ってる事を知って喧嘩しても一緒に危険な目に遭って仲直りしたり、どう見ても百合夫婦です。本当にありがとうございました。
しかし、そんな2人にも幾度となくトラブルは降りかかり、無慈悲にも2人を傷つける…。
以下には2人の間に起きた主な出来事を記す。
戦姫絶唱シンフォギア(第1期)にて
- 物語が進むにつれ、自身がシンフォギアの装者であることを隠し続けた響と未来の間には少しずつ溝が出来ていき、そして響の「隠し事」が未来に知られてしまった後に2人は完全に仲違いをしてしまう。(第7話)
- 未来がお好み焼き屋のおばちゃんを助けるため囮になり、共に危機を潜り抜けたのを機に2人は和解し、互いの絆を確かめ合った。「私の全部を預けられるの、響だけなんだから」(第8話)
- 最終決戦でも未来の呼び掛けが響を救ったりといった様子も見られ、最後まで2人は強い絆で結ばれていた。(第13話)
だが、シリーズ第2期にあたるGの第9話では、
どうしてこうなったと言わんばかりの衝撃の展開が待っていた。
- 響の体内のガングニールの破片が彼女の肉体を徐々に蝕み、そして最終的には彼女が死亡するか人間でなくなってしまうという衝撃的な事実が発覚。(第6話)
- 風鳴弦十郎からこの事実を聞かされた未来は響を戦いから遠ざけるため必死に努力するが、未来の奮闘むなしく2人は引き離されてしまう。(第8話)
- 拉致された未来の「響を守りたい」と言う想いはとあるマッドサイエンティストに利用されてしまう。(第9話)
- ひびみくは敵同士として再会。未来を助けるために自身の命を危険にさらして未来と戦わざるを得なくなった満身創痍の響と、響を戦わせないために響を傷つける洗脳された未来と言う最悪の構図が出来上がってしまった。
しかし紆余曲折を得て最終的に響は未来の説得及び救出に成功。
響はとっさの機転で未来のシンフォギアであるシェンショウジンから放たれた聖遺物を分解する光を自ら受けることにより、2人の体を蝕んでいたそれぞれの聖遺物を完全に除去するのに成功し、事なきを得た。(第10話)
映像特典にて・・・
Blu-ray & DVD第5巻の映像特典、『戦姫絶唱しないシンフォギア1』では、未来が響に対し友情以上の感情を持っていることが明確に描写されている。また無自覚ではあるが、響の未来に対しての感情もしっかり描写されているため、ひびみくファンなら必見。
更にBlu-ray & DVD第6巻の映像特典、『戦姫絶唱しないシンフォギア2』では、響と遠出するクリスに対し完全にそっちの意味で嫉妬しており・・・(後はお察しください)
- 響は人助けのための力で人を傷つけてしまうのを恐れ、戦うことができなくなってしまう。そんな響に、「響の歌は誰かを傷付ける歌じゃないよ」と激励。ようやく変身できた響は転落しつつある未来をお姫様抱っこして救出。迷いが消えた勇ましい表情を未来に向ける。そして「行ってくる」「待っている」と短い言葉のやり取りで通じ合うところはまるで長年の夫婦のようである。(第4話)
- 思わぬ形で再開した響の父親と響の話し合いの場を設けるため、未来がパイプ役を務める。他の家庭の事情に関与することは相当気を遣うことだが、それを惜しまない未来の響への誠実さが分かる。(第8話)
- キャロルとの決戦終結後、響は自分の無力さに打ちひしがれる。しかし未来は「響の拳は特別。世界で一番優しい拳だもの」と励ます。響の話し相手が未来に一任されている辺り、他の装者達からもひびみくの絆の強さが認識されていることが分かる。(第13話)
- バルベルデから帰国した響の話を傾聴する未来。このとき未来はさり気なく響の髪を整えていて、響の方もされるがまま。仲の良い肉親同士であってもなかなかここまでしないであろう。(第3話)
- 譲れない想いを抱えた誰かを否定するために戦えないと苦悩する響に、「勝たなくてもいいよ」「だけど絶対に負けないで」と激励。相手に勝つ(否定する)必要はなく、負けない戦い=響の在り方を貫いて欲しい。未来が響の戦うことの意味を理解しているのが分かる。(第5話)
- 神の力に取り込まれてしまった響を救出する作戦が遂行される中、未来が響に誕生日の祝いの言葉を投げかけ手を伸ばし合う。響が未来のことを自分のひだまりだとは常々発言していたが、未来の方も響を自分のお日様であると表現し返した。なお、未来を切り札として投入することを決めたのは弦十郎であり、ひびみくの絆はS.O.N.G.内で周知されていることが分かる。(第12話)
- 響が「お互いがお互いの正義を信じて拳を握り締めている戦いは……簡単に解決なんてできない」と苦悩していると、未来が「響が自分を信じられなくても、私は響を繋いだ手は離さない。何があっても握り締めているから」と励ます。(第13話)
ひびみくに最大の試練が訪れる。
- 響の傷心中の翼への対応のマズさに未来が激怒。未来はかつて自分のせいで響を危ない目に遭わせてしまったことをずっと気に病んでいたことも遂に打ち明ける。その直後、風鳴訃堂の謀略により未来は拉致され、最終的にアヌンナキのシェム・ハの依り代とされてしまう。「(誰かが私を困らせていたら)その時は響に止めて欲しいな」「(中略)私の大好きな世界で一番優しい拳で」「お願いね。だって私の全部を預けられるのは響だけなんだから」(第5話~第8話)
- 響は神殺しの拳を振るえばシェム・ハごと未来を葬ってしまうという事実に喘ぐ。しかしキャロルからのアドバイス通り、響は未来への想いの気持ちで2千年の呪いを書き換え、未来からシェム・ハを追い出すのに成功。(第13話)
- ユグドラシルシステム破壊の援護に現れた未来は、響の背中を見るのではなく、一緒に並んで歩きたいと想いを吐露。シェンショウジンのファウストローブを纏ったその姿はさながら花嫁のよう。システム破壊後は響と未来が揃って「神様も知らないヒカリで歴史を創っていける」とシェム・ハに宣言する。(第13話)