概要
宮野明美と灰原哀(宮野志保)の母親で、灰原が生まれて間もなく、夫の宮野厚司と共に事故(研究所の火事)で亡くなったとされている。
正式なコードネームは不明だが、組織の間では「ヘル・エンジェル(地獄に堕ちた天使)」と呼ばれていた。
娘の志保にメッセージ入りのカセットテープを遺しており、開発中の薬を「シルバーブレット」と呼んでいたことを告白。
安室透(降谷零)の回想では、容姿についてケンカした幼少期の降谷に「人間なんて見た目は違っても切り裂いて一皮剥けばみーんな同じ血と肉の塊…みーんなこの通り赤い血が流れてるでしょ?って言い返してやりなさい!」「ケンカの相手と仲直りする為の名誉の負傷なら絆創膏ぐらいは貼ってあげるわよ?」と、やや過激ながら至って穏健で良識的な面が明らかになり、それまで関係者が評した「無口」「陰気」「何を考えているのかわからなかった」といった不穏な印象が覆った。これは烏丸グループと関わる前の本来の人物像と推測される。
なお烏丸グループの誘いについては彼女の姉は否定的だった。
夫の厚司いわく「人見知り」だそうだが、同じハーフである降谷は特別とのこと。
原作者からは降谷の初恋の相手と明言されている。
29歳の時に次女・志保を妊娠、同時に夫の厚司が「烏丸グールプ」の勧誘を受けていた。厚司は当初「烏丸グールプ」の勧誘を幾度となく断っていたが、彼女の妊娠と後押しもあって勧誘を受けてラボに移ったが、そこでエレーナ達は工藤新一と志保を幼児化させた薬を作らされた。