積もった雪をどかすこと。
雪国の除雪
雪国では冬になると、雪の重みで建物が潰れないようにするためや、交通の確保のために必ず行われる。除雪にかかる費用は市町村がもつことが多い。
除雪の対象となる場所には、建物の屋根、道路や線路、また駐車場、ときにはグラウンドや空港の滑走路などがあげられる。除雪した雪は決まった空き地に集めておくので、雪国では冬になるとそこここに巨大な雪山ができる。
青森市など海沿いの豪雪地帯では海に捨てることもあるが、環境保護などの理由で海への雪捨てを禁止、または制限している自治体も多い。川や用水路などに捨てる方法もあるが、溜まった雪が水をせき止めて水路から水があふれだすこともあるため、あまりお勧めできない。流雪溝という雪を流すための水路を用意している場合もあるが、この場合も大量に雪を投入すると雪が詰まってしまい溢れ出す危険がある。