概要
ナックでは『アストロガンガー』に次ぐ2作目のロボットアニメで、東京12チャンネル(現:テレビ東京)では初のロボットアニメである。
監修はかの永井豪、原作は漫画版『マジンガーZ』『グレートマジンガー』等で過酷なストーリーを描いたことで知られる桜多吾作。
主人公機グロイザーXの基本は飛行形態であり、敵側の「空爆ロボ」も同様に飛行形態が基本。
一応グロイザーXは変形してグロイザーロボになるのだが(言い換えれば、タイトルに使われているのは飛行形態の名前である)、飛行形態のまま胸から発射した「フライング・トーペドー」で敵を撃ち抜いて(「飛行魚雷」を名乗っているが弾自体は爆発しない)倒すことが多く、出番は数えるほどしかない(最終話はグロイザーロボによる飛び蹴りで決着をつけている)。
BGMはかの『チャージマン研!』のものが使いまわされていることでも知られている(あのキチレコも何度か使われた)。
まあ、ナックではいつものことであるが。
主人公・海阪護役の古谷徹氏は本作の『スーパーロボット大戦』シリーズへの参戦を望んでいるようだが、あまりにもマイナーなためか実現していない。
また、『真マジンガー衝撃!Z編』では、グロイザーXがモデルの「爆撃獣グロイザーX9~X12」が登場しているが、名前の通り敵役である(こっちは『第2次スーパーロボット大戦Z』に参戦している)。
ストーリー
事故によって、地球に不時着したガイラー星の探検隊の副長ゲルドンは隊長を暗殺して自らを皇帝と名乗り、「ガイラー帝国」として地球侵略に乗り出す。
平和主義の科学者ヤン博士は地球侵略用と偽り建造した空爆ロボ(超爆ロボとも)「グロイザーX」で日本へ亡命しようとするが失敗、娘のリタのみが亡命に成功した。
リタは飛島パイロットチームの海阪譲と知り合い、彼とともにグロイザーXを駆り、ガイラー帝国から裏切り者と罵られながらも戦う。
(Wikipediaより引用)
登場人物
飛島パイロットチーム
海阪護(声:古谷徹)
リタ(声:野崎貴美子)
飛島秀樹(声:勝田久)
バク(声:龍田直樹)
サブ(声:沢田和子)
一平(声:沢木郁也)
協力者
吉田局長(声:岡田道郎)
四村大吉(声:岡田道郎)
四村みどり(声:高木早苗)
ゲン(声:山下望)
ガイラー帝国
ゲルドン帝王(声:藪内英喜)
ダガー元帥(声:岡田道郎)
ドゴス元帥(声:河西清)