概要
家庭用向けのシリーズでは通算13作品目となる。開発は、前作である『マリオパーティ9、『マリオパーティアイランドツアー』に引き続き、エヌディーキューブが担当。本作はパッケージ版、ダウンロード版のほかに、パッケージ版にマリオ(スーパーマリオシリーズ)のamiiboが1体付属した『マリオパーティ10 amiiboセット』の3種類が発売された。
本作では、1 - 4人でボードゲームやミニゲームで対戦する定番の「マリオパーティ」モードのほか、5人目のプレイヤーとしてクッパがゲームに参加しクッパ軍団とマリオチーム(4人)で対戦する「クッパパーティ」モード、amiiboをタッチすると遊べるようになる「amiiboパーティ」の、3つの異なるルールのボードゲームが搭載されている。このほか、いろいろなゲームを楽しめる「バラエティゲーム」や、ゲームをプレイしてたまったポイントと引き換えに色々なおまけ要素を入手したりマリオたちと写真撮影ができる「キノピオルーム」など、さまざまなモードが収録されている。ミニゲームは70種類以上の新作が収録されており、Wiiリモコンやゲームパッドの機能を利用してプレイするミニゲームが収録されている。
ゲームモード
クッパパーティ
GamePadで操作するクッパのプレイヤーと、Wiiリモコンで操作するマリオチームのプレイヤー4人とに分かれてボードゲームやミニゲームで対戦する1 - 5人用のモード。また、このモード専用の「クッパミニゲーム」を自由に遊べる「フリープレイ」もある。
マリオパーティ
1 - 4人でボードゲームやミニゲームで対戦するモード。ボードゲームでは『マリオパーティ9』と同様にプレイヤー全員が1台の乗り物に乗ってステージを進み、ゴールするまでにそれぞれのプレイヤーが集めた「リトルスター」の数で順位を競う。また、好きなミニゲームを自由に遊べる「フリープレイ」や、ルーレットで選ばれたミニゲームで対戦し得点数を競う「ポイントバトル」もある。
本作ではハラハラキャッスル以外ではクッパを閉じ込めている牢があり、数字の1~6のカギがある。サイコロで対応した数字を出すと開錠されていく。
1~6の数字を一通り出してしまうとクッパが出てきてしまい、最後の数字を出したプレイヤーのリトルスターの半分を奪い、クッパマスを設置する。
クッパが閉じ込められたままラストスパートまで行けばそのマップではクッパは閉じ込めたままにできる。代わりにクッパJrが妨害してくる。
ハラハラキャッスルではその逆でキノピオが閉じ込められている。一通りの数字を出すとキノピオを救出して、最後の数字を出したプレイヤーにリトルスターを20個プレゼントする。
amiiboパーティ
モードに対応したamiiboをゲームパッドにタッチすることでプレイできるようになるモード。amiiboをボードゲームのコマとして使用し、このモード専用のボードマップで最大4人で対戦する。使用できるamiiboはマリオシリーズのキャラクターのみで、対応するamiiboが1体でもあれば、4人まで参加して対戦プレイが可能。また、ゲーム開始前にタッチしたamiiboの種類やゲーム中に入手した「マップアイテム」をつかうことで、ボードマップの種類やエリアの組み合わせを自由に変更することができる。ボードゲームのルールは『マリオパーティ8』および『マリオパーティDS』までの旧作のシリーズに近い内容。
amiiboタッチボーナス
1つのamiiboごとに1日1回ゲームパッドにタッチすることで「マリパポイント」が手に入る「ボーナススクラッチ」に挑戦したり、ゲーム内で使用できるamiiboの「きせかえだいざ」をもらえるモード。
バラエティゲーム
このモード専用のミニゲームや、「トーナメントバトル」「クッパチャレンジ」などの色々なゲームをプレイできる。
キノピオルーム
ゲームをあそぶともらえる「マリパポイント」を使って色々なおまけ要素を入手したり、マリオキャラを使った写真撮影、ゲーム中のBGMやスタッフクレジットの鑑賞などができる。
キャラクター
「キノピコ」「ガボン」はある条件を満たすと、プレイヤーとして使用可能となる。
・マリオ
・ルイージ
・ピーチ姫
・ヨッシー
・ワリオ
・キノピオ
プレイヤーとしては『マリオパーティ4』以来約13年ぶりの登場。
・ロゼッタ
プレイヤーとしてはシリーズ初登場。『マリオパーティ アイランドツアー』ではボードマップ「ロケットレースギャラクシー」で登場していた。
・キノピコ
隠しキャラクター。プレイヤーとしては『マリオパーティ8』以来約8年ぶりの登場。
・ガボン
隠しキャラクター。プレイヤーとしてはシリーズ初登場。『マリオパーティ9』ではボスキャラクターとして登場していた。
・クッパ
「クッパパーティ」モードおよび「amiiboパーティ」モードでプレイヤーとして使用可能で、主にゲームパッドで操作をする。メインモードでプレイヤーとしてクッパを操作できるのは今作がシリーズ初。「マリオパーティ」モードでは、過去作と同様にプレイヤーを邪魔するキャラクターとして登場する。また「amiiboパーティ」でクッパのプレイヤーが「クッパマス」に止まった場合は「ハプニングマス」と同様の効果が発生する。