概要
『空の軌跡FC』、『空の軌跡SC』の主人公。
元気で活発、前向きな女の子。外見は亡き母・レナ、髪の色は父・カシウス譲り。
『FC』冒頭において準遊撃士となり、後に正遊撃士へと昇格する。
正遊撃士になる旅の中で、今まで弟のようにしか見ていなかったヨシュア・ブライトを異性として意識し好意を抱く。後にヨシュアが自分の下を去った時は彼を連れ戻すため旅立ち、やがてリベール王国全土を巻き込んだ騒動・事件を解決すべく尽力することになる。
この事件の中で晴れてヨシュアと恋人同士となり、終結後は2人で各地を回り、その最中において事件で知り合ったレンの行方を探している。
雑誌『週刊ファミ通』で実施されたゲームキャラの投票では、50位以内にランクインしている。
プロフィール
本名 | エステル・ブライト |
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所属 | 遊撃士協会 |
肩書 | 準遊撃士(FC)→正遊撃士(FC終盤以降) |
ランク | 準遊撃士8級(FC序盤)→正遊撃士G級(SC序盤)→B級(零) |
異名 | 太陽の娘 |
年齢 | 16歳(FC・SC)→17歳(the 3rd)→18歳(零・碧)→20歳(閃Ⅳ) |
出身地 | リベール王国ロレント地方 |
生年月日 | 七曜暦1186年8月7日 |
武器 | 棒 |
CV | 神田朱未 |
性格
天真爛漫な性格で、思い込んだら一直線の元気な少女。その性格もあって周りの人間から大変慕われている。一度は敵対した人間でも、その中に隠れた長所を見抜いて素直に褒めたり助言したりするため、毒気を抜かれる事がしばしばある。彼女がいるだけで周りの雰囲気が明るくなること等から、彼女のことを指して「太陽の娘」という表現が使われている。
『the 3rd』では「肝心なヤツがいない」「みんなお待ちかねの大本命」と言われるほどの存在感を持つ。
口癖は「あんですって~! 」と「~ですけど」、「モチのロンよ!」。
『零』では「レーヴェ達との出会いで強くなった」と自負している。
恋愛面やおしゃれ等女の子らしい一面も持つが、運動するには不便と言うことで動きやすい格好を好む。『FC』は赤と茶色がメインの服にスパッツ姿だったが、『SC』ではスカート姿になり、服の色もオレンジと緑になっている。
戦闘能力
武器は棒術具で、父カシウスより学んだ棒術を操る。オーブメントは属性の制約が無い。
攻撃にも補助にも力を発揮できるバランスの良い中距離型キャラ。
クラフトでは攻撃力上げ、範囲攻撃、駆動解除、直線攻撃と多彩だが、Sクラフトは全て単体攻撃なのがネック。長い棒で戦っている都合上、少し射程が長い。
オーブメント(このゲームは、魔法に該当するアーツを使うために、この道具にクオーツと言う結晶をはめ込むシステム)のラインは2本だが属性による束縛が無いので、編成パーティの傾向によって自由に組める。
活躍
過去
エステルは遊撃士を目指すきっかけは「百日戦役」時、母・レナを時計塔の崩落により亡くしたことがきっかけである。「母のように誰かを守れるくらいに強くなりたい」との思いから遊撃士を志す。
空の軌跡FC
遊撃士を志し、シェラザードの指導を受け16歳で史上最年少の遊撃士となった。
最初は故郷のロレントで業務をこなしていたが、カシウスの乗る飛行船が突如姿を消し、彼自身も行方不明になったため、真相を探るべくヨシュア、シェラザードと共にボース地方へ急行する。実行犯が捕縛された後はシェラザードの助言(元はカシウスの言葉)で、ルーアン地方、ツァイス地方、グランセル地方を徒歩でヨシュアと共に旅立つ。
その中で王国軍情報部の暗躍を知り、彼らの企みを止めるため奔走。
最終的にグランセル城地下「封印区画」にて黒幕であるリシャールを倒す。
しかし、封印を解かれた太古の機械人形『トロイメライ』と交戦し、改心したリシャールやカシウスに助けられながらも、辛くも勝利を収める。
空の軌跡SC
事件後にヨシュアが自分の下を去ったときは、彼を追いかけるだけの力を身に付けるために、国外にあるギルドの訓練施設「ル=ロックル」で修業する。その後、《結社》の第3柱であるゲオルグ・ワイスマンの謀略に関わることになり、王国クーデター事件で共に戦った仲間を率いて、リベール全土を巻き込んだ陰謀に立ち向かうことになる。
その最中、《結社》の執行者の一人であるレンと出会い、当初は一般人を装っていた彼女に騙されはしたが「全ては嘘ではないはず」と感じ、彼女を《結社》から脱退させるべく説得することを考えるようになり、四輪の塔やオルキスタワーでレンと向かい合う。
レンが去った後はレーヴェやワイスマンと戦い、輝く環も崩壊し、事件解決する。
福音計画後はヨシュアの贖罪に付き合い2人で旅に出る。
空の軌跡the3rd
「the 3rd」以降はレンの行方を捜すために旅を続けている。
零の軌跡
クロスベルに来て、「零」の主人公であるロイド達特務支援課とは、魔獣事件で知り合う。
クロスベル創立記念祭では競い合い、さらにレンに関係する事件を通して、親交を深めることになった。
「零」における黒幕との最終決戦においてもヨシュアと共に駆けつけ、力を貸した。
事件解決後はついにレンの説得に成功し、彼女を連れて3人でリベールへと帰国した。
碧の軌跡
終盤にて、ケビンの要請でクロイス家からクロスベル市を奪還するための作戦に参加。
ヨシュア、レン、パテル・マテルと共に《結社》の巨大人型兵器「蒼のアイオーン」と交戦する。劣勢に追い込まれるがパテル・マテルの自爆攻撃により勝利したが、負傷が激しくヨシュア、レンと共に休養を取っており、クロイス家との決着はロイド達に委ねられることとなった。
閃の軌跡Ⅲ・Ⅳ
「閃III」では直接登場しないが、遊撃士のランクはB級相当でA級目前と言われている。ヨシュアと共に帝国入りする予定だったが、王国軍の現総責任者の娘であり、加えて過去の功績からも帝国にとって軽視できない存在であることから帝国に入れなかった。
《巨イナル黄昏》の影響を受けた時に行っていたリベールの無線接続実験をきっかけに
ヨシュア、レンと共に、クロスベルでロイド、エリィ、キーアと合流し、オルキスタワーに潜入して帝国の情報を探る。
そこでマリアベル、黒のアルベリヒ、クレアと戦い、黄昏やハーメルの3人目の遺児について知る。
入手した情報をギルド総本部とリベール関係者に伝達し、クロスベルに来たVII組に助力する。
その後はミュゼの招待によりクロスベル警察特務支援課と共にパンタグリュエルでの極秘会談に参加し、ティータ、アガット、サラ達と再会し、「閃」の主人公達トールズVII組とも邂逅を果たす。リベール遊撃士の代表として、その後は《光まとう翼》の一員として活動して、リィン達トールズⅦ組、そしてカレイジャス爆発から生きていたオリビエたちを助ける。
全てが終わった後はオリビエとシェラザードの結婚式に参加する。