スカボーン
すかぼーん
武史「ごみと人間は切っても切れない関係。人間どもを苦しめまくること間違いなしです」
カーンデジファー「見事だぞ武史」
武史「僕の最高の自信作なんだ!」
データ
身長 | 73m |
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体重 | 7万3千t |
別名 | 悪臭怪獣 |
出現地 | ゴミ処理場のコンピューターワールド |
概要
第38話「危うし地球!」に登場。
藤堂武史が最高の自信作と自慢する怪獣。
体から高熱と尻尾からも放つことができる悪臭を放ち、桜ヶ丘ゴミ処理場の焼却炉温度制御プログラムのバグに変装し、焼却炉がゴミを焼くと同時に強烈な悪臭を発生させ焼却炉を破壊し、少しづつ桜ヶ丘町をゴミと悪臭で覆っていった。
当初はひそかに行動していたためグリッドマンに気付かれることはなかったが、武史が井上ゆかに防臭マスクを渡そうとしたときにゆかが直人に話題を振って親しげに会話し、自分だけもらうのを遠慮したことに唖然としていたところを一平にからかい半分に同情されたことを逆恨みしたことから勝手に大暴れさせてしまう。その結果、煙突から大量の悪臭が放たれ街を覆い尽くす騒ぎになってしまい、グリッドマンに気付かれてしまう。
戦闘力は低く、グリッドマン相手には手も足も出せなかった。基本的にグリッドマンの怪獣達は持っているパワーや特殊能力を駆使して大いに苦しめていたため、逆にこの弱さは本作としては異例ともいえる。
得意の悪臭を放ってようやく苦しめるものの、たいしてダメージは入らずダイナドラゴンのダイナロアーで尻尾を破壊され、合体したキンググリッドマンに一方的に叩きのめされ、キンググリッドビームを受け消滅した。
カーンデジファー「武史!最高の自信作だと!?これがか!?馬鹿者目が!!」
カーンデジファー「ぐぬぬ……今度という今度は愛想が尽きたぞ、この能無し!」
武史「ど、どうかお許しを!」
カーンデジファー「貴様の顔など二度と見たくない!出ていけ!お前などもういらん!!」
武史「そ、そんな!か、か、カーンデジファー様……ど、どうかお許しください!僕を見捨てないで!」
カーンデジファー「くどい!失せろ!!」
この作戦の失敗、しかも原因が武史の一時の暴走とあって、彼はとうとうカーンデジファーから見限られてしまい、「能無し」と散々馬鹿にされ家から叩き出されてしまった。
そしていよいよカーンデジファーは自ら地球の侵略に乗り出すのだった。
余談
その為か普通の怪獣の上半身と異様に巨大な下半身という歪な姿をしている。
アニメ版ではスカボーンと同ポジションの怪獣が作られる際に作り手の精神が異常な状態になっていた描写がされており武史ももしかしたらスカボーンを作っている際に下半身に気付かないレベルで追い込まれていたのかもしれない。