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スパイダーマン・ユニバースの編集履歴

2020-01-20 00:45:18 バージョン

スパイダーマン・ユニバース

すぱいだーまんゆにばーす

ソニーズ・ユニバース・オブ・マーベル・キャラクター(SUMC)/スパイダーマン・ユニバースとは、MCU、X−MENユニバースに続く、MARVELの第三の実写映画シリーズである。

概要・沿革

ソニーズ・ユニバース・オブ・マーベル・キャラクター(SUMC)とは既にいくつもの映画が製作・公開されたMCUX−MENユニバースに続く、MARVELのコミックの第三の実写映画シリーズである。


現在、MARVELのキャラクター達は、X-MENデッドプール20世紀FOX、それ以外はMCUが基本的に権利を保持しており、それぞれで実写映画のシリーズが作られている(詳細は、MCUの権利関係の項を参照)。


その中で、スパイダーマンとそれに関連するキャラクター達は、ソニーが権利を保持しており、これまでサム・ライミ監督による『スパイダーマン』三部作やそれのリブートにあたる『アメイジング・スパイダーマン』が製作・公開されてきたが、『アメイジング・スパイダーマン2』の興行・批評の評価が芳しくなかったために、シリーズは打ち切りとなってしまい。『アメイジング・スパイダーマン3(仮題)』や『シニスター・シックス(仮題)』といった企画が消滅しており、後述の『ヴェノム』も、そのあおりを受けて、お蔵入り状態だった。


その後、ソニーはマーベル・スタジオと提携し、スパイダーマンは、『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』でMCUに参入。単独作品となった『スパイダーマン:ホームカミング』は、批評・興行の両面で高い成功を収め、監督を務めたジョン・ワッツは、続編でも続投するとみられている。


その一方で、『ホームカミング』の公開前後から、ソニーは独自のユニバースを構築する計画を始めた。これこそがソニーズ・ユニバース・オブ・マーベル・キャラクター(SUMC)である。これまで第一弾の『ヴェノム』(ヴェノムが主役)、第二弾の『モービウス(原題)』に加え、公開時期未定ながらも、第三弾の『ブラックキャット(仮題)』(当初ソニーは『シルバー&ブラック(原題)』というブラックキャットシルバー・セーブルを主人公としたバディ・ムービーを計画していたが、製作を中止し、それぞれの単独映画を製作することとなった)まで発表されている。

 この独自バースこと、SUMCはいわば『アメイジング・スパイダーマン』シリーズで頓挫した先述の企画のリベンジに当たり、まずは第一作である『ヴェノム』の成功に期待が高まっている。


センシティブな作品


特徴

なにぶんこれから始まるユニバースなので、明確な特徴はまだ分からないものの、『ヴェノム』はホラー・サスペンス調の作品、『モービウス』はダークなヴァンパイア・ムービー、『ブラックキャット』や今後製作が予定されている『シルバーセーブル』、『シルク』などは女性を主人公とした女性ヒーロー映画といった具合に、同じマーベル原作のMCUやX−MENユニバースとの差別化を図っており、X−MENユニバースのスピンオフ作品同様、「SUMCだからこそ作れる映画」像を模索しているようだ。


今後の展開

『モービウス』や『ブラックキャット』以外にも、原作コミックの人気キャラクターであるクレイブン・ザ・ハンターや、韓国系アメリカ人の女性ヒーローシルク、(スポーンに似たキャラクターである)ナイトウォッチや女性ヒーロー・ジャックポットなどを登場させる計画も進んでいるようだ。


現時点ではMCUとの交流がない(そもそもマーベル・スタジオ側は本シリーズの製作には一切関与していない)状況で、肝心のトム・ホランド演じるスパイダーマン/ピーター・パーカーがこのユニバースに参入するのか、MCUとのクロスオーバーは存在し得るのか、詳しい事については未だに明らかにされていない。

一応、『ヴェノム』に関しては、ソニー側は『スパイダーマン:ホームカミング』と世界を共有した作品と独自に位置付けており、同作のプロデューサーであるエイミー・パスカルも「MCUの付属物」と表現している。


後にディズニーとソニーの間で新契約が結ばれ、マーベル・スタジオのプロデューサーであるケヴィン・ファイギ氏が言うには「スパイダーマンは複数のユニバースを行き来する唯一無二のヒーローとなる」と述べており、トム・ホランド演じるスパイダーマンがこちらのユニバースに出演する可能性が高いと思われる。

また、2作目であるモービウスは「MCUと直接繋がる作品となる」と報じられており、トレーラーでは『スパイダーマン:ホームカミング』でヴァルチャーを演じたマイケル・キートンが映っている。

『ヴェノム』でもMCUからのカメオ出演が希望されていたが、最終的にマーベル・スタジオの要望で断念された。

しかし、新契約によってMCUとの権利関係の壁がかなり薄くなっている事が伺える。


作品一覧

邦題原題公開時期(全米)監督
ヴェノムVenom2018年10月5日ルーベン・フライシャー
モービウスMorbius2020年予定ダニエル・エスピノーサ
未定Black Cat(仮題)未定未定
未定Silver Sable(仮題)未定未定
未定Nightwatch(仮題)未定未定
未定Silk(仮題)未定未定
未定Kraven the Hunter(仮題)未定未定
未定Jackpot(仮題)未定未定

(2019年5月現在)


ちなみに

MARVELのコミックの一つに、『スパイダーバース』があるが、あちらはあくまで色々なスパイダーマンが集結する話であり、現時点でこのSUMCとの関連性はない。


ただし、ソニーが独自のユニバースの構築を始める上で、この原作コミックが念頭にあった可能性はある。


関連タグ

スパイダーマン

ヴェノム(MARVEL)

ブラックキャット

シルク(スパイダーマン)


MARVEL

MCU

X-MEN

ユニバース

X−MENユニバース

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