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Alternate(TMC)

おるたねいと

Alternateとは、Alex Kister氏の制作するアナログホラーシリーズ「The Mandela Catalogue」に登場する謎の存在である。
目次 [非表示]

NOTHING IS WORTH THE RISK.


概要編集

The Mandela Catalogueに登場する異常存在であり、殺した人間に擬態することが出来る能力を持つとされる。

由来や起源は不明で、作中にはいくつかのタイプが登場する。

彼らの存在は政府によって徹底的に秘匿されており、表向きは専門の特殊部隊が対処にあたる事になっている。

彼らは標的にした人間を追い回し、様々な方法で精神的なダメージを与え、最終的に自殺を促す事で、その人間に成り変わる習性を持っている。

Alternateの精神攻撃は、Metaphysical Awareness Disorder(形而上学的意識障害)、通称M.A.D.なるものを引き起こすらしく、これによって被害者達は自ら命を絶つ等の凶行に走るのだという。

どうやら政府側にも紛れ込んでいるのがThe think principleやVol.1などで察することができる。


タイプについて編集

前述の通り、Alternateには複数の「タイプ」が確認されており、大きく分けると4つのタイプに分類することができる。

以下はそのタイプの大まかな説明。


Type1:Doppelgänger(ドッペルゲンガー)編集

完全にその人物に擬態しきった個体。

完全に区別不能というわけではないものの、その識別は困難を極める。

本編ではVol.1に登場した個体や、Markと通話している際のCesarもこのタイプに該当する。


Type2:Unspeakable(口外不可)編集

未だにその全容が明らかになっていない個体で、Alternateの中でも上位の個体であると考えられている。

overthroneにて聖ガブリエルを自称する存在が該当するとされており、Alternate全体を統括しているヒエラルキーの最上位の存在であると思われる。


Type3:Flawed Impersonators(不完全な擬態)編集

手足等、身体の一部が上手く擬態出来ていない個体群。

メイン画像の個体もこれに該当する。

区別が簡単である為、政府は発見次第射殺する事を推奨している。

The THINK Principleやinterlude等、登場回数はDoppelgängerに次ぐ。


Type4:Tulpa(タルパ)編集

恐らく最も厄介なタイプのAlternate。

その名はサンスクリット語で「変身する者」という意味を持つ。

鏡の中に出入りする能力を持っており、子供の「無意識下の想像力」によって具現化すると言われている。

しかし、鏡に映りこんだ際の姿が歪であることから、Type3の特殊個体であるという説もある。

作中ではVol.333、及びVol.4似て登場し、Vol.333ではVol.2にて登場したAdamの父Judeの姿に擬態した個体が確認されている。


Type5:Mimic(ミミック)編集

某宝箱に化けた魔物とは違い、物体に化ける性質を持つAlternate。

Alternateかどうかを判別する方法は呼吸音。ただ、そんな距離まで近づけば無事ではないであろう。

TMC本編への登場はしておらず、2023年1月4日時点でmimicの存在が再考され、作者は「mimicはシリーズに登場させる予定はない」という旨の発言をしている。


固有名詞を持つ個体編集

Alternateの中には固有名詞を持った個体も多数存在している。

以下、登場回やタイプを併記し列挙する。


N編集

The THINK Principleにて一例として登場したAlternate。Typeは3に該当。メイン画像の個体がこれにあたる。

顔周りが擬態出来ておらず、首が異常に長い。顔全体、首の一部が真っ黒になっており、その中で白目が不気味に見つめているという見た目。Vol.1(RESTORED)では顔の約半分が影に覆われている。

Vol.2ではAdamがトーレス邸の地下室でIntruderと邂逅した際、Vol.1のMark、Cesarの顔写真と共にテレビに映し出された(カメオ出演)。

Vol.5にてVol.1(RESTORED)に近いビジュアルで再登場を果たし、本格的に活躍する。

本名はNicolas Beringer

「Nicolas Beringerの自宅から適切なサンプルを収集する」という米国時間現象局の国勢調査作戦に参加していたエージェントのJ. Bookerによると、この個体は同氏の自宅で見つかったようだ。



Cesar's Alternate編集

判断ミス

Vol.1にてCesarに擬態していた個体。

Markとセットで描かれている事が多く、Vol.1以降も多くのエピソードに登場し暗躍している。

彼がドアップで写った時の目元の画像は、デリック・トッド・リーという実在した人物の手配スケッチの画像が使用されている。

ちなみにMarkと通話していた個体とMarkを直接襲った個体は別個体であるとのこと。



The Intruder(侵入者)編集

Intruder

正式名称は6。この他にもThief(泥棒)やStanley等、複数の名を持っている。

過去、マンデラ郡を含む4つの地域で3000人以上の子供を誘拐するという事件を起こしており、警察には重要指名手配犯として目をつけられている模様。

偽ガブリエルに最も近い人物であるらしく、二次創作では右腕ポジションに居ることが多い。

テレビの液晶画面に姿を見せる事もあり、こちらでは短髪の男性の姿を取っている。

厳密な種族は不明




Archangel Gabriel / False Gabriel(偽ガブリエル)編集

Angel Gabriel

聖ガブリエルを自称し地上に降臨した存在。

初登場はoverthroneで、当動画にてウィスパーボイスで話しているのがこの個体である。

キリストの誕生を阻止していると思わしき描写があり、その目的は人類の文明を破壊し根絶する事であるとされる。

現状Type2に分類されている唯一の個体であり、全てのAlternateの始祖と目されている。

本性を現すときには、笑みを浮かべた顔が歪に変形し縦に引き伸ばされる。



The Preacher(説教者)編集

ムンクの叫びのような面持ちをしたAlternate。

顔立ちからも分かる通りType3に該当する個体で、Cesarの自宅に調査に訪れ、そこで眠り込んでしまったAdamに何かを囁きかけていた。

ちなみに顔の画像は呪怨のファンアートをかなり加工したもの。

作者Alex KisterのX(Twitter)スペースにて、ファンが「Preacherに性別があるとすればどうなるか」という質問をした際、作者から明確に女性だと述べられた。

interludeにて、A Messengerというシスター(おそらく人間)との関連が示唆されており、マグダラのマリアと同一の存在であるという考察も行われている。




関連画像編集

pixivにおいてこのタグの付いた作品は少ない。

The_mandela_catalogue angel

Poster Design-Alternate


関連項目編集

The_Mandela_Catalogue


ドッペルゲンガー

Type1の元ネタとされる。出逢えば必ず死が訪れるという意味では大差ないと言える。

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The_Mandela_Catalogue ざまんでらかたろぐ

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