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概要

2020年2月1,2,8,9日に運転。

静岡駅-富士駅-甲府駅間を1日1往復する。

全席指定で座席は扉間のみ販売し、車両端のセミコンパートメントは各種ディスプレイに使用している(後述)。

車両はJR東海373系電車のヘッドマークと内装を特別にゆるキャン△仕様にしたもので、ドア横仕切りにはイラストを掲載、オリジナルシートカバーもゆるキャンの柄(持ち帰り可能)、セミコンパートメントはパネル展示や実写版服装のマネキン展示、車内販売でゆるキャン△グッズを販売、さらに車内放送を花守ゆみりが行うというもの。

これに合わせて「ゆるキャン△梨っ子1日フリーきっぷ」(身延線全線と東海道本線(静岡地区)三島駅静岡駅間が1日乗り降り自由)も発売されている。特急券・急行券・乗車整理券を別途購入すれば、身延線特急「ふじかわ」、東海道本線ホームライナーや、本列車にも乗車可能。フリー区間には沼津駅も含まれている為、ゆるキャン△ファン兼ラブライバーもターゲットにしている。有効期間は2月1~9日。

運行に至った経緯

近年、鉄道会社とアニメ作品のコラボ企画が盛んになる中、JR東海ではそれらを一切拒んできた経緯がある。

特に1995年に葛西敬之が第2代社長に就任した前後から、徹底した合理化策により、如何なるアニメ・ゲーム等の映像作品との関わりを断固として拒否してきた。

これが一転したきっかけは、2014年に柘植康英が第5代社長に就任した事。柘植は国鉄民営化直前は新潟鉄道管理局に在籍していた為、「古巣」がJR東海ではなくJR東日本だった事から、古巣に倣い、これまでの方針を一気に転換。その中でアニメやゲームにJR東海の車両を登場させる事を段階的に許可してきた。

それでもコラボ列車の企画までには至らなかったが、2018年に第6代社長の金子慎が就任すると、この動きが一気に加速。「君の名は。」コラボTOICAの発売や、沼津駅での「ラブライブ!サンシャイン!!」ポスタージャック敢行を経て、今回の特別列車が運行されるに至った。

停車駅と時刻

往路

静岡駅(8:31)- 富士駅(9:04)- 内船駅(9:53)- 身延駅(10:08)- 甲斐常葉駅(10:28)- 鰍沢口駅(10:41)- 市川大門駅(10:49)- 甲府駅(11:29着)

接続列車:東京駅7:03発 - 静岡駅8:03着 東海道新幹線ひかり461号

復路

甲府駅(12:00)- 市川大門駅(12:37)- 鰍沢口駅(12:41)- 甲斐常葉駅(12:56)- 身延駅(13:09)- 内船駅(13:25)- 富士駅(14:18)- 静岡駅(15:05着)

接続列車:新宿駅10:00発 - 甲府駅11:28着 中央本線特急あずさ9号

特急「ふじかわ」が停車するはずの清水駅・富士宮駅・東花輪駅・南甲府駅には停車しない代わりに、本栖高校のモデルとなった旧下部中学校の最寄り駅である甲斐常葉駅に停車する。

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