概要
黒い牙の元メンバーだった暗殺者。【疾風】と呼ばれる組織の粛清者であり、通常の暗殺者達とは違い、外部ではなく黒い牙内部の牙を裏切った暗殺者を狩るのを任務としていた。性格は飄々とした捉え所のないもので、本人曰く「一応20代」だが、冷めた考えを持つせいかニノからは「ラガルトおじさん」とよばれてしまっている。
ロイド、ライナス、ウハイ、ブレンダン、ヤンなど黒い牙の古参メンバーとも仲が良く、古きよき時代の「黒い牙」を知る人物で、粛清者としての手腕から実力は「四牙」に次ぐとも言われるが、彼自身は不意打ちなり毒を盛るなど、小細工を駆使して身内の裏切り者を仕留める落ちこぼれと自分を称している。
社会にあぶれた流れ者やはみだし者をまとめる義賊の首領ブレンダンの下で自分達の信念を信じて生きて来たが、やがてソーニャの出現によって金を積めば善悪を問わず殺人を請け負い、裏切り者どころか怪我人や暗殺者として未熟な仲間の始末まで命じる変わり果てた牙の在り方に疑問を持ち、命令とは言え「利き腕を怪我して使えない」との理由で長い間コンビを組んでいたアイシャという女性をその手で始末した一件から組織を抜けるに至った。
エリウッド一行とは行きがけの駄賃とばかりに竜の門で組織のお宝を盗んでいるところを偶然スカウトされ、でたらめながらもかつての牙を思わせる共に笑って過ごせる面子に居心地が良いとしている。
イサドラと支援Aにすると(彼女には婚約者がいるのにも関わらず)ペアエンドを迎える。しかしそのエンディングで二人は…
ニノと共に終章では専用会話が多い。ウハイにも会話があるのがポイント。
ユニット性能
能力値
クラスチェンジ先にアサシンが追加。昇格すると、スキル『瞬殺』を得られる代わりに『盗む』を消失する。
HP・力が上がりにくく、技・速さ・幸運が伸び、守備・魔防は並程度。成長傾向は盗賊そのものだが、体格を含めて初期値が全体的に高めで、重い武器を持たせても攻速落ちしづらく、戦闘もこなせる。盗賊としてはもとより、戦力としても充分通用する強さで、かなり使いやすいユニット。
支援関係
相手 | 属性 | 支援C | 支援B | 支援A |
---|---|---|---|---|
マシュー | 風 | 41ターン | 41ターン | 41ターン |
ニノ | 炎 | 41ターン | 41ターン | 41ターン |
イサドラ | 闇 | 81ターン | 81ターン | 81ターン |
ジャファル | 氷 | 76ターン | 81ターン | 81ターン |
ヒース | 雷 | 41ターン | 41ターン | 41ターン |
属性は氷。
支援進行が遅い上に、盗賊は単独行動が多いため、実用面で言えば無理に組む必要はない。
必殺率が大きく伸びる属性ではなく、アサシンとして見ても支援はそこまで重要にならない。
なお、評価狙いで昇格させられることはまずない。クラスチェンジアイテム「闇の誓約書」が50000Gと非常に高価なこともあるが、それを抜きにしてもアサシンにすることで盗みスキルを消失するデメリットのほうが遥かに大きい。ヘクトル編ハード30章では出撃枠が2人(ヘクトルを除いた選択枠は1人)だけにも関わらず盗みが必要になり、盗賊の出撃が半強制されるなど、高難易度モードで特に顕著。ラガルトには、戦闘能力の高い盗賊として立ち回ってもらうのが賢い選択となる。
ヒーローズ
「オレの名はラガルト。ケチな盗賊さ。
ご期待に沿えるかはともかく、
死なない程度には協力してやるぜ。」
属性 | 無 |
---|---|
武器種別 | 暗器 |
タイプ | 歩行 |
武器 | 粛清の暗器+ |
奥義 | 凶星 |
A | 飛燕明鏡の一撃2 |
C | 攻撃の指揮3 |
2018年6月8日の英雄召喚から登場。
初登場となる「粛清の暗器」はブレード系の魔道書とは逆に相手が強化されている時に自身の攻撃の威力が上昇する効果を持つという鼓舞系パーティキラー。
実装当初のピックアップの後は星4からの召喚もされるようになり、攻撃の指揮は星4の時点で3まで継承できるのでスキル継承要員としても重宝されている。
同時に敵として出てきた場合に気をつけないといけないユニットである。上記の粛清の暗記の効果のおかげで、バフが掛かってる状態で仕留め損ねた場合は手痛い反撃を覚悟しないといけない。魔法ユニットなど守備が低い遠距離ユニットではバフがかかってると撃ち合いに負けてしまいやすい。無属性なのでダメージが軽減できない点も注意。特にレベル上げ中や魔法統一パーティ使用時に出会うと全員生存が難しくなる。攻撃力の高い近接キャラでそのターンのうちに倒してしまおう。