※使用上の注意
あくまで非公式名称であるため、「わたモテ」本編では使用されていない言葉であることを留意しなければならない。
また、そうであるが故に雌猫の間グループや雌猫グループとファンによっても呼称はまちまちであるのも事実である。
4chan民からはうっちーギャングと非公式に命名されている。
これは言うまでもなく「笑美莉のチーム」という意味だが、
日本人ファン側の呼称に対して蒼い目の諸兄からは「’雌猫‘ってナニ? 姦しい奴らってこと?(意訳)」…と、疑問符が投げかけられることもある。
ここでは、あくまで雌猫組に統一して表記する。
概要
早い話しが、絵文字こと内笑美莉(以下うっちー)とその友人たちのことである。
2年時では、清田良典・加藤明日香グループやいわゆる委員長グループらと共にボッチ全盛期のもこっちから「あいつら事故死しねーかなぁ。」と呪詛の対象になる(ような)リア充グループの一つであり、いってしまえばそれだけの存在であった…ように思えた。
修学旅行編終了後、後述の理由から中心メンバーであるうっちーがもこっちの尻を追い回すようになり、それに引きずられる形で本編の檜舞台にたびたび登場するようになった。
終始親しげにしていて結束力も強く、メンバー個人のキャラ分けもしっかりしているため、うっちー以外にまともに本名が判明していないにも関わらず読者からは一定の人気を誇る集団でもある。
これは、後述のように問題児の暴走に呆れることなく付き合ってあげている親友のポジションであることも影響していると考えてられる。
最近ではその問題児が自由に行動しているのを見て思うところがあるのか、田村ゆりをお風呂に誘う等グループ以外の交流にも積極的に。尤も凪と楓は1年次にゆりと同じクラスで当時から興味はあったようだ(それでも一定のグループを作るとなかなか他のグループと仲良くする機会が設け難くなるようなのはリアルだったりする)。
それゆえにPixivでこのタグがつく作品は、うっちーを中心軸にしたメンバー間の交友(稀にもこっちが強制参k…)が多くを占めている。
ネーミングの由来は、2年時の修学旅行編にて彼女らが宿泊した部屋の名前が『雌猫の間』であったことから。
ちなみに、黒木智子となかまたちの宿泊部屋は『蝙蝠の間』となっており、班長のもこっちの空回りっぷりと相まって和気藹々としたリア充グループとテンでバラバラな非リア充一党の間に横たわる明確な温度差を暗に対比していた。
うっちー自身は『蝙蝠の間』に割り振られていて班分けも黒木智子となかまたちに名義上は加わっていたが、これは班決めの際にじゃんけんで負けたのが原因で本人には不服であった。当時は「あんたらとは極力関わりたくないし思い出も作りたくない」と内心で吐露していて、修学旅行で班行動を遵守せず、終始、雌猫組のメンバーと行動していた。
(・_・)が例のあの人に蠱惑され…
(ネタばれ含む)
しかし、旅行最終日に宿泊先が変更された先のホテル、その2人部屋にうっちーともこっちが相部屋になったのをきっかけに運命が狂いだす。
シャワーシーンを覗かれる、自分の荷物から下着を漁られる(注:誤解)等々のセクハラまがいの所業を一人の喪女からこれでもかと受け恐怖に慄いた。
これ以降うっちーはこの喪女の評価をクラスに一人はいる痛い奴から同性愛のキモい女に引き上げ、学校生活において常にその視線に怯えるようになる。
(・_・)「どうせ私の体が目当てでしょ!好きなだけ見ればいいよ」 (喪87より)
時にそんな言葉で自分を奮い立たせつつ日々に耐えていたが、自分でも知らず知らずのうちにもこっちの姿を追う内にいつの間にかギャップ萌えの境地に至った彼女はいつの間にかこの喪女に絆され、禁断の扉を開けてしまっていた。
もこっち『あみあげ ありがとう こざいます。 黒木』
(・_・)「なんで私があげたってしってんのよ!?それになんで手紙なんかで伝えてくるの!?きもいきもい!!(注:歓喜)」 (喪105より)
己の感情の変化を知ってか知らずかうっちー自らもこっちの影を追うようになっていて、3年時のクラス替えによって別々のクラスになってしまってからはより病的なスト-キングを行うまでになってしまった。
当然ながら雌猫組の友人らとの交友も疎かになって『うっちー!?』と奇異な目で見られる頻度が多くなり、正直なところうっちーにさほど興味のないもこっちも妙な空気を感じ始めていた。
しかし、それでもまだ世界は正常であるとみんなは信じていた…
もこっち『(いなくなってわかるあいつの存在の大切さ…!!)』
宮ちゃん『(最近付き合い悪くてちょっと嫌だったけどやっぱり私にはあの子が必要なんだ)』 (喪145より)
喪152での展開
…が、球技大会でのうっちーと他メンバーのいざこざをきっかけについにうっちーの奇行の原因が雌猫組メンバー全員の知るところとなってしまった。
※詳細は内笑美莉にて。
そして、凪の「おもしろそう」という鶴の一声の名のもと、メンバー全員でうちもこへのバックアップ体制が敷かれることになり、なし崩しに現状を把握できていないもこっちへの『お友達になってあげて♥(意訳)』要請と相成った。
(ただし、これはうっちー以外の雌猫組内でのもこっちの評価が高いからでは決してなく、グループ1のワガママに新しいオモチャを与えて愛でるという要素が多いことも否めない。)
同話以降もこの体制は維持されていると考えられるが、現状は当のうっちーの性格上の偏屈さが災いして中々進展がみられていない。
寧ろ先にも述べたがうっちー以外のメンバーが田村ゆり等の他のグループのメンバーに興味を持ちつつあるようだ。
雌猫一覧
※便宜上、本名が定かではない人物は愛称ないし雌猫(〇〇)のように記述する。
グループ内で要となる立ち位置にあった様だが、最近は例のあの人を巡って暴走気味なアレな感じに…。
- 宮崎さん/宮ちゃん
小さなポニーテールがトレードマーク。うっちーとのスキンシップが比較的に多く、二人とも特に仲が良い様子。(画像左側)
…が、もこっちと通勤電車が同じな上に混雑時に二人が抱きつく態勢なっていたのをうっちーに目撃され自分同様にもこっちを狙っているのではと勘繰られている。
↑将来、こんな修羅場が起きないとも限らない。
もっとも、本人のもこっちに対する内心は、「気にはなるけど友達にはなりたくはないなー…」であるとのこと。
- かよ
おかっぱ気味の黒髪の娘。
物事の好悪がはっきりとしていて、それゆえに言動が刺々しくなることもあるが、何だかんだで友人には義理堅い性格。
喪152にて球技大会の卓球の試合に敗退したことでグループメンバーを非難したうっちーに業を煮やして弾劾の口火を切った人物でもある。
なお、うっちーが暴走した理由は決勝まで上がれれば3年4組チームと対戦になって、もこっちと触れ合えるという目論見が潰えたからだが、当然ながらこの時はメンバー全員がそんなこと思い付きもしていない…そして何やかんやですぐに和解している。同話後半にてうっちーの今までの奇行の原因であった秘めたる想いに他メンバーと共に気付いた際には、メンバー全員でもこっち>を囲み、うっちーと仲良くするように圧力をかけた。
- 凪
眼鏡とポニーテールがトレードマーク。
他メンバーの交友関係に興味を示す言動がある一方で、グループ全体のまとめ役となる場面が多い(実質リーダー?)。2年4組の打ち上げの際には幹事を務めるなど求心力が高い模様。
うっちーの秘めたる想いに他メンバーと共に気付いた際には、さりげなく二人の仲を取り持つようにメンバーの空気を誘導している。
1年次に楓と田村ゆりと同じクラス。
喪171にて下の名前が判明。
長い髪を太い一本の三つ編みにした容貌。(メイン画像上部うっちーの左側)
いい子な言動が見られる分、没個性気味だが、一部読者からは個性豊か(?)なメンバー間において緩衝材の役割を果たしているというという意見もある。
2年4組の打ち上げの際には凪と共に幹事を務める。遠足編ではうっちーの連れ戻しに成功した際に一緒にいた田村ゆりに同行するよう誘っている。
喪172にて下の名前が判明。
七夕回の短冊にフルネームが記述されていたことから名字は『岸』だと思われる。
1年次に凪と田村ゆりと同じクラス。
- なつ/ナツ
ショートで前髪ぱっつん。(メイン画像上部左端)
ちなみに彼氏持ちで、相手の名前はカズキくん。喪145にてキョロ充のキバ子が同じく彼氏持ちの三家をリア充認定する言動をしていた事と相まって、雌猫グループの高カースト性を暗に補強する要素にもなっている。
彼氏持ちであるが故にメンバーと別行動をとることも侭ある。このことを他メンバーは特にマイナスに捉えている様子はなく、少なくとも雌猫組は女子グループにありがちな特有のネバッこい陰湿さとは無縁であることも窺い知れる。
- その他
『雌猫の間』に集っていた人物では、他に雌猫(黒)と雌猫(白)がいるが、2年時では修学旅行終了後もクラス内でも交流がみられたものの3年時ではなぜか2名ともフェードアウトしている。3年生クラス替え発表時にはメンバーの誰かが『みんな3-5じゃん!!6人だよ!?』なる発言をしているため雌猫組は前述6名がレギュラーメンバーである模様。
もちろん、うっちー自身が『蝙蝠の間』を抜け出してきている関係上、雌猫(黒)と雌猫(白)も他の部屋から暇つぶしにきただけの存在かも知れないが、物語の舞台裏で何があったか色々と想像してしまうのも致し方ない。
関連イラスト
関連タグ
私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い! 内笑美莉 黒木智子 田村ゆり
別表記