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概要編集

ヤングガンガン』創刊時から連載されていたダークファンタジー漫画。

正式なタイトルは「Übel Blatt」だがPixivではカタカナ表記の方がメジャーなのでコチラで統一する。

塩野干支郎次の代表作であり、一時休載の後に掲載の場を『ビッグガンガン』に移して連載を再開し、2019年にて完結。全24巻。


いわゆる剣と魔法の王道ファンタジーなのだが、ダークでハードボイルドな雰囲気に満ちた作風から人気を得ている。

塩野特有のかわいらしくエロティックな絵柄と練り込まれた世界観、一種独特なキャラクター造形も魅力である。

0巻から2巻までは特にエロ描写が多く、「童顔で少年の姿をしているがセックス上手なアシュリート」を見事に描いている。3巻からはエロや無双描写は少なくなる。

実は日本よりも海外の方が単行本の売り上げが良い作品でもある。


なお、『ビッグガンガン』2024年3号から続編「ユーベルブラットII 死せる王の騎士団」が連載されている。


ストーリー編集

かつて「帝国」と戦いを繰り広げた「闇の異邦」を七人の英傑「七英雄」が封じてから20年あまり。

突如辺境の地に一人の剣士が現れた。金髪短躯の身でありながら超人的な技を振るうその少年、「辺境の英雄」”ケインツェル”(CV:広瀬裕也)。

彼こそは「闇の異邦」を封印しながらも「七英雄」によって手柄を奪われたうえに惨殺され、「裏切りの槍」の汚名を着せられた四人の一人”アシュリート”であった。

「七英雄」によってその身を刻まれながらも妖精を喰らい亜人となって生き延びたアシュリートは名を変え「七英雄」への復讐を誓った。

たとえそれが、人々の平和を乱し世の流を逆行させる道であったとしても……。


テレビアニメ編集

サテライトとStaple Entertainmentの手によってアニメ化されることになった。

2025年1月から放送される予定。


関連イラスト編集

黒い剣の男


関連タグ編集

塩野干支郎次 ヤングガンガン ハーレム


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