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センシティブな作品

説明

汲々としたピンチにも成長エネルギーで身体を巨大にさせる注射ガン。

概要

ギャングラーの女医であるゴーシュ・ル・メドゥが所有するルパンコレクションの1つ。

本編における巨大化用アイテムであり、一度倒されたギャングラー怪人「巨大金庫」を施す際に使用される。

背中の黄金の金庫にこれを入れ、腹部に巻き付けたマガジンを高速回転させ、背中の金庫を介してサブマシン腕にエネルギーを装填し、肉体が消滅して残された金庫に光弾を撃ち込む事でギャングラー怪人を再生巨大化させる。

その際にゴーシュは「私の可愛いお宝さん、〇〇を元気にしてあげて」と発言するのがお約束となっている(時折「地味」などの嫌味を交える事もある)。

ポーダマンを巨大化させる事もでき、「ステイタス・ダブル」のように複数の金庫を持つギャングラー怪人に対しては全ての金庫に撃ち込む必要がある。

#30でカンクス・ブチルメルカプタンに使用した際の描写からギャングラー怪人の生死を問わずに使用可能である事が分かる(#31で実験体、#42でデストラ・マッジョも金庫に直接撃ち込まれて巨大化した)。

#48でゴーシュを見限ったドグラニオ・ヤーブンによって他のコレクションである「世界を癒そう~Guéris_le_monde~」や「ケーキ入刀~Coupe_le_gâteau~」、更に実験体(黒)の所持する4つのコレクションと共に没収される。

それ以降はドグラニオの胸部の金庫に収められていたが、金庫に閉じ込められたルパンレンジャーによって他のコレクションと共に回収され、コグレの元に送られた。

余談

モチーフは上記の「汲々」というフレーズから『救急戦隊ゴーゴーファイブ』のテイルインジェクターである(フレーズは「救急(戦隊)」と「汲々」を掛けている)。

「Gros calibre」はフランス語で「グロ・カリブル」と発音し、意味は「大口径」である(初期は「Gros caliber」と誤表記されていた)。

因みに『ゴーゴーファイブ』でテイルインジェクターの主な使用者だったゴーピンク/巽マツリは元看護婦である。

テレビ朝日公式サイトの「ルパンコレクション」では当初「ギャングラー怪人を巨大化させる事ができる注射器」としか記載されておらず、ゴーゴーファイブを連想させるフレーズもなかった(#48の放送終了後に明かされた)。

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