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実験体(ルパンvsパトレン)

すていたすくいんてぃぷるのじっけんたい

快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャーに登場するギャングラー怪人の一人。
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「モ~ル~…」

CV:不明/スーツアクター:草野伸介

データ

身長/196cm(巨大金庫身長/49.0~68.6m)
体重/233kg(巨大金庫体重/582.5~815.5t)
犯罪歴/器物大損壊
犯罪技/緊弧五破斬
ルパンコレクション/「悪い奴ら~Les voyous~」(左腿)、「あなたを起こす~L'Appel de reveil~」(右腕)、「十字路~Le croisement~」(右脚)、「私を呼んで~Appelle-moi~」(左肩)、「燃えるような恋~Ton amour brulant~」(胸部)


概要

ゴーシュ・ル・メドゥ他のギャングラー怪人から奪った5つの金庫を移植して生み出した、人造ギャングラー怪人ともいうべき異形の怪物。
ノエルからは『ステイタス・クインティプル』(※quintuplets=5倍の意)と呼称されている。

両目にネジを打ち込まれたモルモットのような頭部を持ち、爬虫類や哺乳類等、種族を問わない様々な動物の体が組み合わさった様な歪な姿で、右腕からはメルグ・アリータを思わせる長い爪が生え、胸部はまるで山羊の頭部に見える。

金庫は左腿、右腕、右脚、左肩、胸部に埋め込まれており、それら全てにデバイスルパンコレクションが入れられており、そのうち右脚と胸部にはヨシー・ウラザーの物が使われている。
パトレンジャーの前に現れた時に所持していた物は「悪い奴ら~Les voyous~」、爪から斬撃を放てる様になる「あなたを起こす~L'Appel de reveil~」、脚力を強化してストレートキックや地響きで衝撃波攻撃が出来る「十字路~Le croisement~」、鉄壁のバリアを生成する「私を呼んで~Appelle-moi~」の4つ。更に生前のヨシーの右腹部に存在していた金庫が胸部に追加されて数が5つになり、新たなコレクションとして炎攻撃を放てる様になる「燃えるような恋~Ton amour brulant~」をゴーシュから与えられている。
その中でも「悪い奴ら~Les voyous~」はコレクションの力を相殺して弱くする力を持ち、「コレクションを強くするコレクション」であるグッドストライカーにとっては天敵ともいうべき代物である。これ故にグッティの力を使うルパンレッド分身で手数を増やせなくなったルパンレンジャーは、後述の金庫一斉解除を実現すべくパトレンジャーと一時手を組む事になった。
暗証番号はそれぞれ左腿が「919」、右腕が「112」、右脚が「408」、左肩が「830」、胸部が「410」。
また、ステイタス・ダブルと違って5つの金庫は連動している仕組みになっており、ステイタス・ゴールドの様にダイヤルファイターを当てるだけでは金庫を開けることはできず、それぞれの金庫を開放するには5個全ての金庫を同時に解錠する必要がある。

今までのギャングラー怪人の様な言語能力は持たず、常に不気味な唸り声を上げている。しかしながら知能はこれまでのギャングラー怪人と同等かそれ以上に高く、状況に応じた能力の使い分けや応用が可能。
さらに胸部の「燃えるような恋~Ton amour brulant~」のエネルギーを溜め込んで、ギャングラーのシンボル型のエネルギー円盤を放つ犯罪技『緊弧五破斬』の威力は絶大で、初戦で戦ったパトカイザーの合体を強制的に解除してしまう程の威力を持っている。
ただし、全身の金庫へ納めたルパンコレクションの力を主に用いる開発コンセプト上、コレクションを盗られると付加能力を失い戦闘力が落ちる欠点を持つ。金庫同士の連動はこの事への対策なのだが、逆に解錠が成功すればコレクションを全て盗られての大幅な弱体化を招くリスクもあり、完全な対抗策にはなっていない。

かつてゴーシュが生み出した改造ポーダマンはこれの布石とも言うべき物で、ゴーシュはこの改造ポーダマンを複数回にわたって人間界に放ち、実験体を完成させる為のデータを集めていたのであった。そしてこの実験体を使って人間界をも制圧しようと目論んでいた。

なお、この実験体を1体完成させる為に、ゴーシュはステイタス・ダブルであるヨシーを含め、最低でも3体のギャングラー怪人から金庫を奪っている事になる。かつてのジム・カーターの「金庫はギャングラー怪人の核」という考察が正しいならば金庫を奪われる事はギャングラー怪人にとって死を意味する事であり、改造ポーダマンに使用した金庫やその開発の為の実験に使われた金庫、おそらくいたであろうこの実験体のプロトタイプの金庫、更にそれらの性能テストに巻き込まれたと思われる一般人等の存在を考えると、人間・ギャングラー怪人問わず、完成までにおびただしい数の犠牲者が出ているであろう事は想像に難くない
そう考えると醜悪極まりない姿も含め、人体実験を好むゴーシュの異常性や残虐性を象徴している存在と言える。

活躍

#31

ゴーシュ「私のかわいい実験体ちゃん、人間どもを驚かせてあげて」

ヨシー・ウラザーを倒した直後のパトレンU号パトレンエックスの前へゴーシュに連れられて現れ、「悪い奴ら~Les voyous~」(グッティはこのコレクションを「バッドボーイズ」と呼んでおり、以降も作中ではこの名前が使われた)の力でU号の合体を強制的に解除させてしまう。
そしてゴーシュによって「燃えるような恋~Ton amour brulant~」を入れられたヨシーの金庫を埋め込まれると同時に巨大化され、そのままパトカイザーとの戦闘に突入。弾丸ストライクを「私を呼んで~Appelle-moi~」の力で生成したバリアで無力化し、次々と放つコレクションの力で相手を圧倒。止めに犯罪技を放って直撃させ、いとも簡単にパトカイザーを倒してしまった。

#32

その光景の一部始終を近くのビル屋上で眺めていたルパンレンジャーだったが、パトカイザーを合体解除へ追い込んだ直後に実験体は不具合を起こし等身大の姿に戻る。
これを回収しようとゴーシュも赴いて来るが、一気にコレクションを盗れるチャンスと踏んだルパンレンジャーはそこへ立ちはだかり交戦。実験体は程なくルパンレンジャーに包囲され胸の金庫へダイヤルファイターを押し当てられるが、ロック連動により解錠をキャンセル。
そのまま相手を振り払った後「燃えるような恋~Ton amour brulant~」の力で放った火球でルパンブルーイエローを火達磨にするが、ルパンレッドトリガーマシンスプラッシュで警察ブーストして出現させた『スプラッシュバスター』からの放水で消火される。
するとゴーシュは自身の金庫の中身を「世界を癒そう~Guéris le monde~」に取り換えようとしたのを見てそれが「ゲリ・ル・モンド」だと気づいて焦ったノエル/パトレンエックスはXロッドソードの刀身から目晦ましのフラッシュを放ち、他のルパンレンジャーを連れ強引に撤退。ゴーシュも特に気に留めず、実験体を最終調整すべくギャングラーの本拠へと帰還した。

その後ドグラニオデストラに見物されつつ(デストラは「こんな化物に人間界が制圧されるのか…」と複雑な心境を述べた)も、ゴーシュは実験体の最終調整を完了。日を跨いで日中の街中へ実験体を解き放つ。
当然パトレンジャーが出動して立ちはだかり、遅れてルパンレンジャーも参戦するが、その中に圭一郎とノエルの姿は無く、二人は別の場所で“決闘”を繰り広げていた。

実はノエルの解析で実験体の金庫は一斉解錠しなければ開かない事を知ったルパンレンジャーはグッティの力も借りられない現状も加味して5人目の解錠役を設定、それを任せられる人物として圭一郎に白羽の矢を立てていた。しかし圭一郎のスタンス上、そう簡単に協力してくれないと言うのも分かっていた事からノエルは『自分が負けたらルパンレンジャー全員が素顔で自首する』と言う条件を携えて圭一郎に決闘を申し込む作戦を実行、それに圭一郎も乗ったのだった。

この決闘の事はノエルを通してパトレンジャー側も知っており、両戦隊は二人が戻ってくるまで実験体の攻撃を掻い潜り粘る。だが最終調整を終えてより強くなった実験体の攻撃は激しく、次第に両戦隊も追い込まれ一所に集まってダウン。そこへ止めの犯罪技を実験体は放とうとするが、決闘を終えギリギリの所でルパンエックスと共に駆け付けたパトレン1号/圭一郎の放った銃撃で阻止される。
そして決闘の結果、ノエルの決意を聞き(この時、ノエルは圭一郎にルパンレンジャーがなぜ快盗になったのかを遠回しに教えており、圭一郎は過去のルパンレッドとの戦闘での発言と照らし合わせてルパンレンジャーが大切な人を取り戻すために戦っていた事を理解する)、勝ちを譲った1号は解錠役を了承。レッドよりマジックダイヤルファイターを借り受け、パトレン2号3号に援護を任せつつルパンレンジャーと共に実験体へ突撃する。
対する実験体はコレクションの力を矢継ぎ早に発動して抵抗しようとするも、2号・3号はドーム状の天井の地形を利用してVSチェンジャーの銃撃を実験体の頭上から浴びせて牽制。その隙にルパンレンジャーと1号は実験体を包囲、各々のダイヤルファイターを各部の金庫に押し当て一斉解錠、全てのルパンコレクションを盗り出した。

これによりコレクション由来の能力を一挙に失った実験体は大幅に弱体化、直後に1号からレッドに捕まりながらの両足蹴りを喰らい階段下に突き落とされる。
そして間髪入れず、パトレンジャーはグッティの力でパトレンU号となり、ルパンエックスもパトレンエックスへ警察チェンジ。ルパンレンジャーは怪盗&警察ブーストを発動して各々追加武器を装備する(レッド:マジックアロー、ブルー:スプラッシュバスター、イエロー:シザーシールド&ブレードブーメラン)。この状態からイチゲキストライクを中心にエクセレントエックスと追加武器の一撃を合わせた波状攻撃を実験体は逃げる間も無く叩き込まれて敗北する。

直後に現れたゴーシュは「まさか、やられちゃうなんて…」と倒されたことに落胆していたが、「私のかわいいお宝さん、もう一度チャンスをあげて」と言いつつ散らばった金庫へエネルギーをまんべんなく放ち巨大金庫を実行、実験体を超巨大化させる。
これに対し、先程の両戦隊の共闘に『グッと』来たグッティはそのままグッドクルカイザーVSXを完成させて交戦、先程と違い全身のVSビークルより繰り出される多彩な攻撃にルパンコレクションの力にほぼ依存して戦闘していた実験体は成す術も無く圧倒される。
更に相手は1号の操作で両肩部をトリガーマシンバイカー・クレーンに換装、そこからクレーンとヨーヨーの打撃を叩き込まれる。そしてこれに張り合ったレッドもサイクロン・シザー&ブレードダイヤルファイターで両肩部を換装、グッとくる竜巻で動きを止められた所にシザーから撃たれたカッター状のビームまで浴びてしまう。
こうして結局手も足も出ず一方的に追い込まれた後、最後は『グッドクルカイザー ビークルラッシュストライク』を喰らって爆散した。

余談

モルモットがモチーフの特撮怪人は初。
ギャングラー共通の骨の意匠は各金庫の周り。ゴーシュは胸に背骨の意匠がある為か、金庫から生えた背骨と肋骨が肉体に食い込んだ様な形になっている。

ペットとして飼われる事が多いモルモットだが、実験動物として多く用いられる事からも転じて、実験台として他人に利用される人の隠喩としても用いられており、モチーフとしては相応しいと言える。

5つのコレクションを所持しているが、そのデザインは全て歴代の携帯電話(ガラケー)型変身アイテムで統一されている。
元ネタは順にモバイレーツ(海賊戦隊ゴーカイジャー)、ショドウフォン(侍戦隊シンケンジャー)、ゴーフォン(炎神戦隊ゴーオンジャー)、アクセルラー(轟轟戦隊ボウケンジャー)、マージフォン(魔法戦隊マジレンジャー)。
名前の由来はそれぞれWham!の「Bad Boys」、MAROON5の「WAKE UP CALL」、エリック・クラプトンの「CROSSROAD」、ブロンディの「CALL ME」、エルヴィス・プレスリーの「BURNING LOVE」から。

1時間前にも敵組織による改造実験を受けた齧歯類モチーフのキャラが登場している。

関連タグ

快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー ギャングラーギャングラー怪人
ゴーシュ・ル・メドゥ:開発・製造者。

カラクリキュウビ:同じく多数の犠牲の元に完成した発明品繋がり。

生体兵器 合体怪人

みんなのトラウマ

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