概要
ツノゼミと名前が付くが、セミと同じ半翅目の昆虫と言うだけで、直接的な近縁種と言う訳ではない。故に別にミンミンシャーシャー鳴いたりはしないのだ。
樹木や植物に茎に張り付いて篩管液を吸い取って生活している。基本的には人間に危害を加える事はない。
その名前の通り、背中からツノ状の突起が生えており、種によってこれが大きく異なる。例えば、シンプルに植物のトゲのような見た目をした種はツノの用途を想像しやすい一方で、Uの字だったり、アンテナみたいな形をしたものだったりと何の為にこんな形状をしているんだと言わんばかりの奇妙な種も多い。更にツノらしいツノを持たない種までいる始末であり、依然として謎の多い昆虫である。
しかし、バリエーションが多く、どこか可愛らしい外見な為か愛好家も多い。
創作作品に登場するツノゼミ
彗星のブレドランのモチーフとして登場。
第二弾から「マッハジー」が登場。
見た感じはカブトムシに近いが、羽の形からツノゼミがモチーフと分かる。
コストが低く、神速の効果でフラッシュタイミングで召喚できる優秀さから、緑属性を代表するスピリットである。
本作に登場するテクノロジーで、人間に様々な生物の能力を移植するM.O手術ではツノゼミの性質をデフォルトで組み込んだ上で他の生物の性質を上乗せする。そのため甲殻などを持たない生物ベースでも人為変態(変身)前よりは耐久性があるのだが、テラフォーマーの圧倒的パワーはそれでも容易く絶命させてしまう。