夜鷹
よたか
ヨタカ目に属する鳥の総称。またはその一種。または「夜の鷹」から連想した俗語。
鳥の「夜鷹」
またはその一種のヨタカ。
全長29センチメートルで、全身の色は暗褐色で、黒褐色や褐色などの複雑な模様がある。
これは木や落ち葉の上では保護色になると考えられている。
夜行性で、口は目の下まで本当に裂けており、口を大きく開けながら飛び昆虫を捕食する。
鳴き声は大きく短調な「キョキョキョキョ、キョキョキョキョ」。
落ち葉の上などに、1回に1-2個の卵を産む。
名前には「鷹」と冠しているが、生物学的にはハチドリに近い鳥である。
宮沢賢治の『よだかの星』では、醜い鳥の代表として扱われている。
顔は、ところどころ、味噌をつけたようにまだらで、くちばしは、ひらたくて耳までさけています。 足は、まるでよぼよぼで、一間とも歩けません。
ステルス戦闘機の「夜鷹」
アメリカ空軍のステルス戦闘機F-117「ナイトホーク」の直訳であり、日本における俗称。『ゾイドジェネシス』の主題歌に採用された『夜鷹の夢』(歌:DoAsinfinity)はこれに由来する(元々は湾岸戦争ネタ)。なお、日本の夜鷹は英語では「グレイ・ナイトジャー」と呼ばれており、現地で「ナイトホーク」と呼ばれる鳥とは別種となっている。