概要
『超電磁マシーンボルテスⅤ』に登場する宇宙人。頭部に鬼や悪魔を思わせる角が生えている人間に近い姿をしている。
皇帝ズ・ザンジバルをトップとした帝政国家であり、角の有無によって貴族と労奴に分けられ区別されている極端な差別の文化を持つ貴族優位主義な宇宙人である。
「角のない異星人は労奴にも劣る下等生物であり、ボアザン貴族の支配下に置くべきである」という大義名分を掲げて宇宙の各地に侵略の魔の手を伸ばしており、地球人も「それなりの科学力を持つ哺乳類」「犬や猫と同レベル」とみなしている。それゆえド・ズールが地球人には愛情があると報告した際には一笑に付している。
最終的にはボルテスチームがボアザン星に突入した際に、それまでの仕打ちに耐え兼ねた労奴がクーデターを起こし貴族階級は全員拘束。最終的に剛健太郎ことラ・ゴールが中心となって再建に着手している。
戦力として獣士や鎧獣士、巨大人工衛星ソドムとゴモラ、守護神ゴードルを所有する。