甘神朝姫
あまがみあさひ
甘神神社の巫女にして甘神家の三女にして末っ子。14歳の中学生。髪ははるかに薄い水色でボブカット。人懐っこく、甘えん坊な性格。一人称は「うち」。
自身を「三姉妹の中でも一番 落ち着いた大人の余裕がある 美少女なのに」と言っている。誰にでも敬語を使う。
趣味はランニングで、京都府の大会で優勝経験がある上に名門高校からスポーツ推薦のスカウトの話も来ている程。二つ名は「薄明の走り姫」。
弱点は閉所恐怖症。
好物はハンバーグで、昼食は瓜生が来る前は本人曰く「コンビニのハンバーグ弁当をヘビロテですね」と語る程。
…育ち盛りの中学生女子がこんな食生活を送っていては健康面に悪影響が出そうなものである姉達に比べるとまだマシで、同シーンで語られた姉達の昼食時における食生活が揃って問題ありすぎななもの(夕奈は同じクラスで友人のおみっちゃんこと梅ノ木みつ子の実家の店のお団子、夜重は「ご飯だけ炊いていっぱい食べてたよ?」とのこと)だった為、瓜生から「体ぶっ壊すぞお前ら」と尤もな指摘を受けている。
瓜生に対しては好意的に思っており、彼の事は兄のように思っている。
ここから単行本6巻からのネタバレ注意
瓜生との七夕ループのマラソン大会、七夕まつりなどを経て、瓜生への恋心が強くなる。
そして花火大会を迎え、大人な姉達と瓜生の自分に対する行動を見て、
(きっとうちでは お姉ちゃんたちみたいに 瓜生さんをドキドキさせられない)
(もしもこの先 誰かが瓜生さんを 婿として迎える日が来たとしても うちが相手になることは ないんでしょうね………)
と思う。
が、花火が上がると同時に、朝姫は瓜生にキスをし、
「うち 瓜生さんのことが 好きでふ」
と照れながら告白。そして、
(でもまだ負けたわけじゃありませんから)
(こっちのレースでも うちは優勝を目指します)
と自分自身に宣言するのだった。
中野五月・・・敬語を使う、妹(末っ子)、主人公をたまにからかうなどの点が共通している。また、五月が出ている「五等分の花嫁」と朝姫の「甘神さんちの縁結び」は掲載雑誌が同じ(週刊少年マガジン。ちなみに五等分の花嫁は完結済み)、などの共通点が多く見られる。
芹沢あさひ・・・同時期にアニメ版が放送されているキャラ繋がりかつ、名前繫がり。
※ここから先は原作126話以降に関する重大なネタバレあり
朝姫の本名は清水美雪(きよみずみゆき)。
実は朝姫も夜重と夕奈と同様に甘神神社の実の子供ではなかったのであった。
朝姫はかつて世界を飛び回っている記者の父親と放浪癖のある母親の3人で暮らしていたが、ある日母親が手紙だけを残して突然家を出てしまい、父親も母親を追うと言って続けて出ていってしまった事から甘神神社へ預けられたのであった。
なお、この時両親を困らせようとして物置に隠れていたが、徐々に恐怖を感じてしまった事がトラウマになりこれがきっかけで閉所恐怖症になったのと思われる。
後に瓜生達を通して父親と再会したが上記の事もありプロレス技をかけるほど恨んでいた。