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八汰烏の編集履歴

2011-09-26 16:45:00 バージョン

八汰烏

やたがらす

八汰烏とは悪魔族モンスターにして禁止カード。

八汰烏(やたがらす)は、『遊戯王』に登場する風属性悪魔族効果モンスターである。

現在は禁止カードに指定されている。

概要

アニメ『遊戯王デュエルモンスターズ』の「乃亜編」における遊戯VS乃亜戦で、海馬乃亜が使用したカード。

武藤遊戯に止めを刺すために召喚されたが、ただ召喚されただけに終わり、下記の強力な効果は見せていない。


特殊召喚できず、召喚・リバースしたターンのエンドフェイズに手札に戻るという特徴を持つ、スピリットモンスターの一体。

遊戯王OCG史上最凶カードの一つとして挙げられる。

攻守は大変頼りなく、毎ターン手札に戻るのが面倒なため初心者にはスルーされがちだったが、このカードの怖さはその効果にあった。

効果テキスト

スピリットモンスター(禁止カード)

星2/風属性/悪魔族/攻 200/守 100

このカードは特殊召喚できない。

召喚・リバースしたターンのエンドフェイズ時に持ち主の手札に戻る。

このカードが相手プレイヤーに戦闘ダメージを与えた場合、次の相手ターンのドローフェイズをスキップする。


カードゲームの根本である「ドロー」を潰すというのは、極めて強力な能力である。

手持ちのカードではどうしようもない!このドローに全てをかける!!」という展開になっても、そのドローが出来ないからである。すなわち、相手が抵抗出来ない状態でこの効果が決まると、ずっと俺のターン状態になりほぼ勝利が確定する。


欠点としては、スピリットモンスターであるため通常召喚しかできない点。一度墓地に送られると一般的な蘇生方法では特殊召喚になるため、再度召還するのが非常に手間である点(一例として「死者転生」で手札に戻す等)。

攻撃力が低いため、効果使用には直接攻撃以外にほぼ手段が無く、単独だと相手フィールドにモンスターがいるだけで防がれてしまう点などが挙げられる。ただし、全体を除去する手段は今も昔も豊富であるため、この点は実際あまり気にならない。それに、他のモンスターと組み合わせて使うことでも、モンスターを破壊しつつドローを封じられる。

エンドフェイズ時に手札に戻るため、毎回召喚する必要があるものの、相手ターンに魔法カードや戦闘で破壊されることがないという利点もあった。


『八汰ロック』と呼ばれる、あらゆる全体除去カードを使って八汰烏での直接攻撃を狙うことで相手のドローを封じ、一方的に試合を運ぶデッキが猛威を振るった。八汰烏そのものは低ステータスであるため、効果モンスターなど手札に加える手段は豊富だったことも、このデッキの強さに一役買った。

混沌帝龍-終焉の使者-と組み合わせれば、相手の手札とフィールドを何も無い状態にできたため、八汰烏の効果が決まれば確実に勝利する状況を作り出せる。やられた相手にしてみれば、ターンエンドかサレンダーするしかないため面白くない事この上ない戦法である。

さらに言えば、八汰烏の効果を有効に使うために必要なカードが、どんなデッキにも入れられる汎用的な除去カードであるため、別にわざわざデッキを考えずとも、入れるだけでそれなりに使えた点も強力だった。


「遊戯王デュエルモンスターズ エキスパート2006」以降のゲーム作品では、相手の手札が0枚で場にもカードが0枚の時に八汰烏で攻撃した場合、CPUはデッキ枚数に関係なくサレンダーする。

「八汰烏によるロックで勝利した」という専用のボーナスも存在する。

禁止カード指定

2001年11月29日に登場してから約1ヶ月後の2002年1月1日には制限カードに指定され、2004年3月1日に禁止カード枠ができてからは、一番最初に禁止指定された10枚の内に含まれた。以来、一度も緩和されたことがない。サンダーボルト等と並んで、禁止の最古参であると同時に一度も復帰していない4枚の内の一つ。

デュエリスト達からも「二度と戻ってくるな」と言われている。

制限カードになってからも禁止カードに指定されるまでの約2年半の間、猛威を振るい続けた。


制限カードに指定された時は、八汰烏のコンボに効果面で対抗できるキラー・スネークの制限が解除されたこともあったが、個別に暴れまわっただけで抑制としては全く機能していなかった。

八汰烏の骸

罠カード「八汰烏の骸」というカードがある。効果は以下の通り。


通常罠

次の効果から1つを選択して発動する。

●自分のデッキからカードを1枚ドローする。

●相手フィールド上にスピリットモンスターが表側表示で存在する場合に発動する事ができる。

自分のデッキからカードを2枚ドローする。


八汰烏が禁止カードに指定されてから登場したカードである。

種族

くどいようだが、悪魔族である。

見た目はどう見ても鳥獣族が妥当であろうが、効果的は悪魔そのものなので、これで良かったのかもしれない。

ちなみに日本神話に登場する神獣の場合は、『八咫烏』という表記が正解である。

関連イラスト

お前の所為か

関連タグ

遊戯王 遊戯王DM 海馬乃亜 効果モンスター 禁止カード

混沌帝龍-終焉の使者- 黒き森のウィッチ 魔導サイエンティスト デビル・フランケン

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