フィンガーフレアボムズ

ふぃんがーふれあぼむず

『ドラゴンクエストダイの大冒険』に登場するオリジナル技。

フィンガーフレアボムズとは、『ドラゴンクエストダイの大冒険』に登場する呪文(魔法)である。

概要

作中では氷炎将軍フレイザードが最初に繰り出した技。漢字表記は「五指爆炎弾」。

5本の指から1つずつ、計5発のメラゾーマ相当の火球を放つ技。

これらの火球はコントロールする事ができ、同一の対象に5発叩き込んだり複数の敵を攻撃できるようである。

のち、ポップはザムザとの戦いの中、咄嗟の策としてこの技のコピーに成功し、一時は彼の最大攻撃手段のひとつとして使用された。

元祖であるフレイザードは「メ・ラ・ゾ・ー・マ」と言うセリフと共に

1本ずつ指先に火を灯すように出現させてから発射するというデモンストレーションを行い、

賢者アポロの張ったフバーハを軽々と貫通しその強さを見せつけた。

しかし作中では上級呪文を扱う事自体がかなり難しく、

無茶な使い方をすれば使用者の生命に重篤な影響を与える可能性もあるとされる。

実際のところフレイザード自身が禁呪法によって生み出された存在であり、

更におそらく先天的にメラ系とヒャド系は得意である事もこの使い方に一役買っていると思われる。

ポップの師であり、また自身も禁呪法まがいの魔法によって後遺症の残るマトリフによると、「並の人間が使うと寿命を縮める」「（フレイザードは）生死をかえりみない化け物だからできる」。

その警告の通り、ポップが使用した際には反動で心臓に負担が掛かったかのような描写がある。

ただ荒業ではあるものの、あくまで「メラゾーマを5発動時に放つ」以上のものではないらしく、

オリハルコンボディがフィンガーフレアボムズよりも凄まじい爆炎をあっさりと防ぐ様を見たポップは

単なる火力アップ呪文に限界を感じ、メドローアの会得を目指す事になる。

劇場版「ドラゴンクエストダイの大冒険ぶちやぶれ!!新生6大将軍」のオリジナルキャラクター、不死将軍デスカールは両手で同時に計10発撃つバージョンを使用した。

pixivでは他の人も使ったりしている。