タップマンとは、ロックマン3及びロックマンエグゼ4に登場するボスキャラである。
英語表記は"top man"。トップマンではないので注意。
概要(ロックマン)
DWN.021
オートバランサーが装備されており、体を高速で回転させて敵の攻撃をはね返す
擬似シールド「タップスピン」が特殊武器。しかし目が回ってしまう上に高速で回転し続けると
内部メカに負担がかかるのであまり長時間回転できないらしい。
頭からコマを飛ばすことができるので正月には人気者。
有賀版では、ロボットなのにメガネと言うアレンジが加えられている。
スネークマンと共に車から振り落とされるなどギャグキャラと化しているが、
後半でスネークマンとスパークマンと共にロックマン救出に一役買うこととなる。
この作品から殆どのボスにバスターへの耐性が付いたが、このタップマン(とマグネットマン)はバスターのダメージが2のまま、かつ攻撃パターンも最も単調で、大抵1番手に狩られる運命にある。
弱点はハードナックル。
入手できる武器
タップスピン
シールドシステムを利用した武器。空中でボタンを押すことでロックマン自身が回転し、回転中は体当たり攻撃でダメージを与えられるようになる。
ただし射程距離も効果時間も恐ろしく短い。
「シールド」システムと書いてあるが、タップマンみたいに無敵もないし敵の弾を防ぐこともできず、地上でも使用できない。
攻撃力自体は非常に高く殆どの雑魚敵を一撃で撃破できるが、ボスや無効な敵など一撃では倒せない敵に仕掛けた場合は、相打ちとなって自分にもダメージを受ける。
発動中は常に攻撃判定が発生しており連続ヒットするため、無敵時間のない敵の場合は瞬時に大ダメージを与えることが可能。
武器エネルギーは回転中に敵と接触した時に初めて消費する。
1回辺りの消費量は1メモリ分だが、敵が「ダメージを受けた直後の無敵時間中」は、前述の連続ヒットの仕様から武器エネルギーが大量に消費されてしまうので注意が必要。
スマブラ3DS/WiiUにおいても、ロックマンのワザの1つとして実装された。こちらは仕様が異なり、地上でダッシュから横方向へ回転体当たりの竜巻旋風脚に近いものになっている。
タップスピンが有効なボスキャラクター
シャドーマン、ドクロボットK-176(クラッシュマン)、ガンマ(第2形態)
ニードルマン(ワールド2)
スパークマン(スーパーアドベンチャーロックマン)
関連作品において
『ロックマンワールド2』では後半のボスの1人として登場する。
弱点含めほぼ原作と変わらない。
『スーパーアドベンチャーロックマン』ではボスの1人として登場。「死の曲芸師」という異名で呼ばれる。
CVは田野めぐみ。
概要(ロックマンエグゼ)
CV:緒方賢一
初登場はロックマンエグゼ4。
頑固なコマ職人、匠転助の操るコマ型ネットナビ。本家とは違い老人であり、煙管で煙草を吸っている。手に持っている杖を紐に変化させ、自らを回し突撃させる。
殆どの攻撃を受け付けない小型のベーゴマを突撃させる「リトルスピナー」、自らがコマとなり敵に突進する「タップスピン」、自らがコマとなり敵を踏みつぶす「グリグリタップ」が必殺技。
初期稿では頭身が高く精悍な姿をしている。
作中での活躍
ロックマンエグゼ4
デンサンバトル/シティバトルトーナメントの対戦相手の1人、匠転助のナビとして登場。
オペレーターに似て頑固な性格。転助が即席で作ったナビであり、少々間抜けな所がある(突然予選のコガネナナフシ探索を続けようと言い出したり、意味もなく何度も「じょ~い」と言って熱斗と転助の会話に割って入ったりするなど)。
転助の双子の兄が主催するネットバトル同好会のナビとは仲が悪く、特に会長のナビとは犬猿の仲。しかし熱斗がネットバトル同好会の面々に接触することよってパワーアップを果たす。
ちなみに、1週目の決勝戦では必ずタップマンかスパークマンと戦うことになるのだが、周回制が前提となっている本作ではチップの攻撃力不足などの面からどちらも強敵となる。
ロックマンエグゼ(アニメ)
第2期で初登場。
ゲームと同じく匠転助のナビとして登場。
オペレーターともどもネットバトルが嫌いで、バトルチップは面倒でややこしいという理由から決して使いたがらない。
孫のコウスケと仲良くなりたい転助のために、オペレーター・ナビともに努力するが、途中で挫折。
しかし紆余曲折あって、なんとかネットバトル嫌いを克服。最終的にはコウスケのナビに「チップの属性は重要じょい」と自慢げに講義したりしていた。