カフェは飲食業のひとつの業態。コーヒーやお茶をはじめとする軽食や、カクテル・ビールなどの酒を提供する。スペインやイタリアのバルもこれに近い。
日本での「カフェ」のイメージは、「おしゃれでスタイリッシュ」または「ちょっと個性的な店構え」と言ったところであろうか。
なお、もともと「カフェ」の語は「コーヒー」を表していたが、それが転じて「コーヒーを飲めるお店」の意味になったものである。
歴史
カフェの発祥は、トルコなどのイスラム圏である。コーヒーをヨーロッパにもたらしたのはオスマン帝国の影響であり、それから欧州全体に広がったとされる。
喫茶店との違い
カフェと喫茶店はよく似ているが、カフェでは酒類を出すことができるのに対して、喫茶店では酒を主体とした飲食物を提供することはできない。
なお喫茶店でも、香りづけに酒を加えた紅茶やコーヒー(カフェ・ロワイヤル、アイリッシュコーヒーなど)などは提供できる。
この区分には法的な拘束はない。