概要
究極体であるデジモン。強者達との闘いに心を折られず、闘い続けた者だけに授けられる称号「バンチョー」を持つ1体(他に4体いる)。
アニメでの活躍
デジモンセイバーズでのバンチョーレオモン
CV:竹本英史
突如大門大達の前に現れた謎のデジモン。その正体は大の父・大門英のパートナーデジモン。
己の素性は明かさないまま、大達のデジヴァイスiCをデジヴァイスバーストへ進化させるように導き、究極体への足がかりを作った。
かつてイグドラシルを探していて放浪していた英が、バンチョーレオモンのテリトリーに入った際に「神と番長、どっちが偉い?」と問いかけつつ拳を交え、友情を育んだ。
その後は英のイグドラシル探しの旅に同行し、ロイヤルナイツのクレニアムモンと出会い、イグドラシルの存在を確信する。
戦いの後にイグドラシルと遭遇するが、倉田明宏の暴挙により怒ったイグドラシルは英を投獄し、バンチョーレオモンも手が出せない状況になってしまう。
その後、イグドラシルは人間を見限り、命懸けで人間を信じるよう訴えた英を約束通り処刑。しかしその処刑の際に乱入し、一芝居打って自ら介錯したように見せかけ、英の命を自身の身体に宿した。
だがそれをイグドラシルにあっさり見破られ、英の身体を人質にされたため、素性を明かさないまま大達をサポートする立場となった。
劇中に登場するバンチョーレオモンは、英とバンチョーレオモンの二つの命が宿っているが、普段はどちらの意思で会話しているか不明瞭。その口振りや、命を受け取った直後の脳内における会話シーンから、双方の人格が状況に応じて交互に出ているように描かれている。
最後はイグドラシルを倒すため、英の身体を乗っ取ったイグドラシルを拘束、自分ごとシャイングレイモンの必殺技で貫かれて消滅した。
最終回で大門英は蘇ったが、バンチョーレオモンがどうなったかは不明。少なくともギズモンに倒されたわけではないので、記憶をリセットされたうえでデジタマに戻っている可能性が高い。
余談だが、デジモンセイバーズのデジモンは意図的に総じてサイズを巨大にしてあり、究極体に至っては人型のロゼモンすらかなりの身長になっている。
しかし、バンチョーレオモンは、作中では珍しく人間の大人程度の身長程度しかない究極体である。そのため、怪獣レベルのサイズがゴロゴロしているロイヤルナイツの処刑に乗り込むシーンでは、サイズ的に非常に浮いていた。
バーストモードとしての姿は全身が炎のようなオーラに包まれ、鬣が黄金に染まり、逆立ったデザインになっている。
余談
視聴者からはカイセツレオモンとの愛称?で呼ばれることもある(ここを参照)。