概要
藤原拓海のクラスメートにして親友。劇中での表記はカタカナで『イツキ』が多い。
高校在学時は拓海と共に立花佑一が経営するガソリンスタンドでバイトしており、卒業後に正社員となる。
妄想して「くぅ~」と両手を握って片足を上げてぷるぷる震えるのがお決まりのポーズで、登場するたびにやっているようなお調子者の三枚目キャラだが、拓海が彼だけに本音を打ち明けることも多い。
初登場時から欲しがっているくらいハチロクへの憧れが強く、「ハチロクなんざアウト・オブ・眼中!」とバカにした岩城清次には激怒するあまり言葉が出なくて涙ばかりが出るという有様であった。また拓海とともにレビン・トレノでハチロク最強コンビを組むという妄想をしており、中里毅から拓海へのバトルを申し込まれた際にはまだ車も持ってないのに自分をハチロクコンビの片割れだと口走ってしまい、窮地に立たされたこともある。
そのねんがんのハチロクを購入する際、「4代目レビン」とだけ指定して中古車屋に注文したためハチゴー(AE85)が届いてしまい、先輩たちから大爆笑をもらってイジけてしまう。だが拓海に慰められ、拓海がドノーマルのハチゴーで妙義ナイトキッズの下っ端たちを蹴散らしたことから、ハチゴーでも速く走れることを実感し、長く乗り続けることを決意する。なお主人公より先に自分の車を手に入れているという点は地味ながら快挙と言えるかもしれない。
後にハチゴーはボルトオンターボ化して戦闘力を強化。
ドラテクも初めの頃はかなり危なっかしいものだったが、ヒールアンドトゥをマスターしたりと、少しずつ上達していた。
拓海が強くなるに連れハチロクコンビの妄想はしなくなったようだが、同じレビン遣いの秋山渉に憧れを抱いていることを妹の秋山和美に明かしている。
女にモテモテな拓海をやっかんで泣いたりすることもしょっちゅうだが、和美と仲良くなり、付き合う寸前まで行ったこともある。しかしお得意の妄想が暴走し、いきなり呼び捨てし始めて引かれたりするなど、やっぱり樹は樹であった。
MFゴーストにも96話で初登場。ガソリンスタンド(時代設定上"EVスタンド"の可能性もある)に勤め続けているが、フランチャイズは現実に合わせてESSOからENEOSへと代わっている。体重は20kgも太った。
結婚して子供がいるものの妻が小遣いをくれないほど冷たくなっているらしく、今はMFGだけが生き甲斐のような状態。「くぅ~」と言ってぷるぷる震えるのも相変わらずである(加えて身を捩るようになった)。
ちなみに実写版ではスピードスターズのリーダーは彼ということになっている。