概要
CV:柚木涼香
同じく県内で走り屋をしている秋山延彦は従兄妹にあたるが、作中で直接の絡みはない。
高校卒業後に就職するが、パワハラなどに遭って会社を3ヶ月で退社していたためフリーターのような状態であった。
そのため伊香保温泉にある親戚の旅館を手伝うために兄のクルマで群馬県渋川市を訪れていた。
登場時は免許を持っていなかったが、いつも渉に付き合っていた事だけあってクルマとメカの知識は豊富である。
RX-7とランエボの戦闘力の違いや、ターボチャージャーとスーパーチャージャーの違いも理解している。
群馬で樹と友達になり関係が発展しそうになるが、人生を見つめ直すために埼玉に戻ったため一度は別れてしまう。
そして翌年の夏、拓海が参加するプロジェクトDと渉が助っ人入りしたチームとの交流戦で、共に応援に来ていた2人は再会する。
そのままヨリが戻るかと思われたが、和美に関係がギクシャクしている交際中の年上男性がいる事が発覚する。
イツキはいつものお調子者節も出しながらも男として必死で元気付けようとするが、最後にその今カレが土壇場でその場に登場してしまい、和美がそちらを選んだことで破局してしまった。
また今カレと付き合い出してからは渉とも上手くいっていなかったようであり、渉自身もその男性を気に入っていない様子を見せていた。イツキも今カレが現れた際には「いきなり出てきて何なんだよこの男…」と言う感じにかなり不快そうであった。
イツキがフラれた現場にも居合わせており、拓海に対して「イツキにはかわいそうな事をしてしまった。早くあんなふざけた妹の事は忘れろと伝えてくれ」という主旨の発言をするなど心配していた。
第1期(在学中)からイツキは彼女に対して気に掛けていたのにもかかわらず、別の交際相手が発覚したのは実に再会から終盤というタイミングであり、フラれたシーンはギャグ調に描かれているとはいえ和美自身も「樹君と一緒ならその人のことを忘れられる」と発言していたため、読者からしてみても唐突かつ裏切りとしか言いようがないものであった。
その後イツキは、作者の後作でパラレルワールド上の後日談といえるMFゴーストにおいて妻子持ちになっている事が明かされる。
結婚相手については一切触れられてはいないものの、おそらくイツキは渉の言う通りに和美を諦めてその結果新しい家庭を築く事が出来たと考えられる。
関連タグ
ブラックウィドー:ビーストウォーズシリーズの登場人物。声優は和美と同じく柚木で、CGビーストシリーズ2作目のビーストウォーズメタルスにて樹役の岩田光央演じるシルバーボルトと恋愛関係になるという共通点がある。更に、メタルスとアニメ版頭文字D Second Stageは放送期間がほぼ被っており柚木と岩田が演じるキャラの恋愛劇が同時期に双方で展開されていた(メタルスの方は無事に恋は実った)。